FEATURE ARTICLES 15 「コンセントが取り組むEIA」


ます。そこをゴール感も含めてわれわれのチームで設計しながら一緒にやりましょうという感じで、納得いただけるように提案するようにはしています。

坂田
今のところの感触ですが、スコープを広げての提案をして進められているプロジェクトが多いことを考えると、EIAのアプローチが企業に受け入れられているということなんじゃないかなと実感しています。

岩楯
ご相談をいただくのはどういった部署が多いですか?

坂田
広報系やブランド戦略系の部署など、企業の中核を担うコミュニケーション部門が多いです。

河内
広報部門とかだと、コンプライアンスなども関係してディフェンシブな理由で「ちゃんとウェブサイトを整備しないといけない」といった意識があるのかもしれないですね、きっと。

山中
おっしゃるとおりですね。リスクヘッジのためにきちんとしておきたいというのが広報的にはあると思います。宮内 確かに。今までは事業部ごとにウェブサイトを制作してきたけれど、それでは企業ブランドとして統一した情報提供ができておらず一貫したメッセージを発信するためにもウェブサイトを統合したい、というご要望をいただくこともありますね。

山中 事業部ですと「何がどう変わるのか?」といった数値としての成果が不可欠ということがやはりあるので、われわれとしても最初にそういったオーダーがあればきちんとそれに対応します。

ただブランド価値を上げるためには、ある程度の期間で考える必要があるんですよね。中長期計画で3年や5年という単位で考えるのと同じこと。ウェブサイトをどう活用していくかを考えるには、中長期でみることが大切なんです。

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