サストコ
Author:
サストコ

seiichirou suzuki

プロフィール:1948年2月28日、東京都立川市の生まれ。先祖は江戸開府以来、代々江戸の住人で、父は恵比寿で生まれ育った。会社生活の最後を恵比寿で過ごすことになったのも何かの縁か。一家は戦中の疎開で恵比寿を離れ、北多摩郡へ。立川で私が生まれたとき、あばら家だったので破風から雪が舞い込んで顔の上に落ちたとか。生まれて一年ほどで大和(現東大和市)と村山(現武蔵村山市)の境にあった「芋窪」という所に転居したので立川は憶えていない。

当時の芋窪は東京のチベットと言われていた農村。5歳になるまで過ごしたので、そこが原風景の地になった。東京のチベットと、横浜郊外での現在の生活との落差は限りなく大きいような、でも少しも違っていないような気もする。

以後は、東村山、小金井、練馬、国立、ロンドン、国立、横浜と、もっぱら都会とその周辺の住宅街に住んでいるが、どうも都会が身につかず、今でも田舎に行くと心が落ち着く。しかしせいぜい10日でまた都会が恋しくなってしまう中途半端な根無し草。

70年代はじめからずっと同じ会社にかかわり続けたが、実質的なかかわりかたはほぼ10年ごとに大きく変わって、今年退任するまでにずいぶん多彩なことを経験できた気がする。

節目ごとに、それ以前の予想とは全く違う展開になったので、今後どうなるかもよくわからない。会社(株式会社AZホールディングス)の会長をやめた途端に、これは仕事ではないが、ある連句結社の副会長に推挙された。天神様(菅原道真:連歌・連句の守護神)のご加護を祈りつつ、成り行きに身を任せようと思う。興味のある人は私と連句(俳諧連歌)をしましょう。

※写真は、平成二十四年(昨年)四月二十四日、亀戸天神社の御鎮座三百五十年祭に、神社の正殿で奉納正式俳諧を興行した際に執筆(しゅひつ)を務めたときのもの。