FEATURE ARTICLES 13 「ミッションとあらためて向き合う。」

「蓄積」と「アウトプット」と「シンキング」。


河内
先ほどもおっしゃっていたように、いわば、読者や顧客の生き方自体がアウトプットなんですね。

籔内社長
そうです。表現者であるというか。コンテンツを読む前と読んだ後とで、たとえばその人の行動が変わった、というのもアウトプット。なにか「蓄積」を経
て表れ出るもの、それが「アウトプット」なんです。
プロセスを成り立たせるためには、「シンキング」という要素も必要です。自分で考えるとか、同じ本を読んだ人同士で話し合うといったように、興味や関心について学び合うというのが「シンキング」。

岩楯
なるほど。コンテンツを通して蓄積して、その「蓄積」をもとに行動したり、その人自身が変化するのが「アウトプット」で、さらに深く考えたり人と共有したりするのが「シンキング」。その一連のサイクルが「学びのプロセス」で、その先にはその人にとっての「豊かで美しく創造的」な未来がある。そのプロセスを、関連する人とともに考えるということが、私たちAZグループのミッションなわけですね。

河内
本当に昔から、あくまでもエンドユーザーが主体なんですね。その人にどういう体験をしてほしいかということを念頭に置いたデザインというのを、40年前の創業当時からされていたのだと、お話を聞いて思いました。
籔内さん自身はどうしてそこに興味をもたれたんですか?

籔内社長
多分、私だけじゃなく

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