FEATURE ARTICLES 15 「コンセントが取り組むEIA」

プロジェクトであっても、扱うのが企業(エンタープライズ)の情報である限り、全てにEIAは必要なんです。

構想段階のものが、実装や設計段階に入ってくると全く違うものになり描いていたことが実現されないということはよくあります。なぜかというと、システム周りや組織の問題などが解決されないまま、実現できる範囲でしか検討されなくなっているからです。構想はいくらでもできますが、それを実現するところまでは至っていないことが少なくないんです。「情報」というとコンテンツに寄った話だと思われがちですが、そうではなく、情報整理や設計はシステム面や体制面を含め全てにおいて必要なこと。それができていないと、構想を形にするのは難しいんです。

構想だけで終えずに実現までもっていくことにおいて重要なのがEIAという観点。ですから僕は、グローバル化の案件であろうとウェブサイト設計の案件であろうと、何にでも通用するんじゃないかと思っているんです。