FEATURE ARTICLES 15 「コンセントが取り組むEIA」

EIAは情報を扱う全てのプロジェクトに必要


岩楯
EIAは「企業の情報活用を強化するためのアプローチ」ということですが、特に有効に働くケースというのはありますか?

山中
強いて言うならば、グローバル化を進めているケースですね。多くの日本企業が海外に進出し、文化の異なる地域に支社をつくり、そこではさまざまな人が働いている。そんな中でウェブサイトを介して全てがグルーバルにつながっているわけです。「日本企業のブランドをどう体現するか」「コミュニケーションが難しい」といったことをサポートする際に、EIAの考え方やアプローチは非常に利くんじゃないかなと思っています。また、国内だけに展開している企業であっても事業部間を横断するケースなどにも有効です。さきほども話にありましたが、国内問わずステークホルダーが多い状況に効果的なアプローチだと思っています。

坂田
「EIAが必要か?」という観点においては、僕は全てにおいて必要だと強く思っています。たとえばですが、1つのコンテンツを生成するときでも、そこに掲載されたり抽出される情報の整理がきちんと最適化されていないと、やりたいと思っていることが実現されなかったりするんですよね。山中さんが話したみたいに、たとえばグローバル化のような大規模プロジェクトであっても小規模の

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