FEATURE ARTICLES 15 「コンセントが取り組むEIA」

時代、技術、意識が追いついてきた


岩楯
コンセントには昨年(2013年)、EIAチームが設けられたわけですが、EIAは近年できたアプローチなんでしょうか?

山中
あくまでチームをつくったのが去年というだけで、EIAというアプローチ自体には昔から需要はあり、コンセントでもずっとやってきたことです。
ぶっちゃけた話、僕自身もコンセント入社前から同じような仕事をしてきました。企業のガバナンスやガイドライン整備、グローバル化のお手伝いや社内コミュニケーションの円滑化といったことですね。

ただ、EIAの必要性がより高まってきたということは確かにあります。その背景にはいくつかの要因があると思っています。

1つには、日本企業は横串を刺すのをわりと嫌う傾向があったものの、グローバル化といった背景で、ウェブサイトの役割がどんどん大きくなっている以上、やらざるを得ない状況に追い込まれているということ。

もう1つ大きいと思っていることは、技術の発達により、やりたいと思っていることがやっと実現できるようになってきたということですね。技術というのは、たとえばCMS(Content ManagementSystem )や解析ツールといった

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