IconJarが神

Iconjar_icon

こんにちは、最近「IconJar」というアプリがお気に入りなのでご紹介しますね。

概要:

IconJarはOS X用のアプリケーションです。
現在こちら からベータ版が無料ダウンロード可能。ひとことでいうと、「アイコンを管理していつでも呼び出せるツール」です。名前そのままですね。

実際使ってみる:

セットアップできたら、早速使ってみましょう。
使い方は簡単。対応している形式(PNG、SVG、GIF、TTF、OTF)のアイコンファイルをドサッとドラッグ&ドロップするだけ。あとはいい感じにIconJarがまとめてくれます。

タグ付けや、フォルダ管理ができます。もちろん複数選択での一括編集も可能。不思議なことに、四角いマークには“Square”など、インテリジェントなタグ付けがなされます。だいたい、突っ込むだけでOKです。

IconJar_scr01

あとは、使いたくなったときにIconJarを呼び出して、お好きなアイコンをお好きなデザインアプリ(Ps、Ai、Sketch)にドラッグ&ドロップしてみてください。パッとペーストされます。余計なオブジェクトも付いてきません。あー、最高。

Illustratorでサンプルグラフィックを作成。.svgで書き出し。
Illustratorでサンプルグラフィックを作成。.svgで書き出し。
IconJarに取り込み。ドラッグ&ドロップするだけで認識します。
IconJarに取り込み。ドラッグ&ドロップするだけで認識します。
sketch3にドラッグ&ドロップ。そのままオブジェクトとして認識されます(ペーストされたアプリ側がアクティブになるのも地味に嬉しい)
sketch3にドラッグ&ドロップ。そのままオブジェクトとして認識されます(ペーストされたアプリ側がアクティブになるのも地味に嬉しい)

気に入ったポイント:

  • ドラッグ&ドロップで直感的操作
  • アイコンフォントも画像ファイルも一括で管理編集できる
  • とにかくアイコンはコレに突っ込んどけ!というシンプルさがいい
  • 対応アプリも主要3つをカバー。満足。
  • ありそうでなかったソリューション

まとめ:

こういったアイコンまわりの選定や運用作業をスムーズにすることで、そのプロダクトにとって必要な作り込み部分と、UIとして普遍性を持たせなければならないところとの作業の切り分けがはっきりできます。

例えば、OS標準のアイコンであるとか、サービスアイコンであるとか、それがプロダクト独自の自作ライブラリであっても、お作法的にサクッと揃えたい部分と、そうでない個別最適の作り込みが必要な部分ってありますよね。それらを自覚的に切り分けてタスクを進めることは、いま自分がなにをデザインしているのかがより明確になって、「ただデータを作っているだけではない状態」に持っていけると思うんです。データは指示書であって、最終成果物ではないですからね。

というわけで、みなさんもどうぞ。オススメですよ。
もっといい使い方があれば教えてください!

http://geticonjar.com/

デザイナー・アートディレクター。ウェブサイトと雑誌のデザインをやっています。Profile