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ワニとカンガルールルル。

食いしん坊さんにとっては、タイトルから既にピンときてるかもしれないけど、週末オーストラリアに遊びに行って食べてきちゃいました。いやもとい、渋谷にオーストラリア料理を出すお店があるというのを聞きつけて、ワニとカンガルーを食べに行ってきただけなんスけどご報告。

実はプライベートで、世界中の料理を食べ尽くそう!という、食に貪欲な有志が集まる会に月イチで顔を出してまして。今回はちょっと変わった肉が食べたい的な理由(だったと思う)によりオーストラリアになった次第。ちなみに今までこの会で行ったのは、ジャマイカ・デンマーク・ネパール・ブータンの4カ国。最初のジャマイカは欠席したので、ザビエル・アオキ的には今回で4カ国目です。

お店はこちらのArossa渋谷。モダンなオーストラリア料理を中心にオーストラリア産のワインが充実したお店で、紹介するワニとカンガルー以外も美味しゅうございましたヨ。

というわけで、早速ワニから。『ワニのコンフィ アヴォカドソース』。コンフィって要はフレンチで言う低温の揚げ物。じっくり火が通ったその肉質は、鶏の胸肉とかささみにかなり近く、言われないと分からないぐらいの鶏っぷり。多少味付けが濃いめだったこともあって全然美味しく食べられたかな。

次は『カンガルーのガーリックグリル ハーブオイルソース』。ネットで調べると低脂肪・低コレステロールでヘルシーなんてあるけど、こっちはちょっとクセがあって筋っぽいって感じるギリ手前。半分レアのタタキ状態で、ソースもレバーをベースにしたものだったため、苦手な人もいそうな感じかも。

オーストラリアに限ったことではないけど、結論として一つ思ったのは、国とか文化の理解の第一歩として、まずはその土地のものを食べるのってやっぱり大事よねー、なんてオチにもならない事だったりするんだけど。まぁ、好き嫌いが一切無くて、辛いものから甘いものまでイケるこの口を持って生まれたってことは、食べ物を通じて世界中の人と理解し合える可能性があるわけで、それって素敵じゃーん、ってお腹いっぱいでアホみたいに呑気な感想しか浮かばない夜ールルル。

[プロフィール]名前
『サストコ』編集長。Concent, Inc. のクリエイティブ・ディレクター。雑誌や冊子によるビジュアル・コミュニケーションの監督がお仕事。食い道楽で着道楽な年中短パンの38歳。神戸生まれ福井育ち祐天寺在住。オープンであれ、ミーハーでいろ、バカになれ。