鳥屋尾 優子 氏 Yuko Toyao

写真:鳥屋尾優子氏と中太寛行氏

中太 寛行 氏 Hiroyuki Nakadai

株式会社ワコール
総合企画室 広報・宣伝部 スクール企画課 課長
WACOAL STUDYHALL KYOTO プロデューサー/コミュニケーションディレクター
株式会社ワコール
総合企画室 広報・宣伝部 宣伝企画課 課長

株式会社ワコール入社後、経理・財務部門に配属。その後、広報部門にてワコールの社外向けPR誌の編集、社内報の編集に携わり、多数の文化人、学者、医療従事者などへのインタビューを実施するほか、ワコールの経営者や社員、世界で働くワコールの仲間への取材を通じてワコールに根付く経営理念を体感する。その後、宣伝部門でPR・企業広告制作業務に従事。広報・宣伝を行うPR部門とCSR活動や情報開発を行う宣伝企画部門の課長を経て、現職に就き、ワコールが2016年10月に京都駅前にオープンする美をテーマにした学び場「WACOAL STUDYHALL KYOTO」を立ち上げる。現在、京都・東京にオフィスがあり、東西13名のメンバーとともに日々、スクール事業、出張授業の企画・運営を実施。

2001年4月株式会社ワコール入社。同年7月より情報システム部に配属され、主に販売店システムを担当。2008年より宣伝部(現 広報・宣伝部)WEB・CRM企画課に異動。現ワコールサイト(wacoal.jp)へのリニューアルや会員サービスであるMyWacoal(マイワコール)を担当する。またWebを担当する傍ら、他社との企業コラボや企業ブランディング動画の制作にも関わる。2015年7月より管理職となり、2016年4月より広報・宣伝部 宣伝企画課の課長となる。

ワコールスタディホール京都/
ワコールつどいプロジェクト

最近、ビジネスにおいてもデザインが重視されるようになってきた。多くのビジネス系メディアのテーマにも取り上げられるようになってきていることから、実際そう感じる読者の方も少なくないだろう。しかしながら実際には、ビジネスにどのような効果があるのか、デザインをどう活用すればいいのか、具体的に理解するにはまだまだ情報が不足しているのかもしれない。

本連載企画「ビジネス×デザイン」は、数回にわたり、デザインを取り入れながらビジネス上の課題を解決している先進企業の方々にお話をうかがって、“ビジネスとデザインの関係”についての理解を深めていくもの。

この特集では “デザイン”の意味するところを、顧客価値向上と市場機会創出のための方法である“デザイン思考”と、企業ブランディングの一端を担う“イメージの表現手段”の二側面で捉え、そうした視点で各企業の方々へインタビューを実施する。

第4回となる今回は、株式会社ワコールの総合企画室 広報・宣伝部に所属する鳥屋尾優子氏と中太寛行氏にインタビュー。2016年10月6日に開設した、スクール、ライブラリー、コワーキングスペース、ギャラリーを備えた「ワコールスタディホール京都」と、2014年に取り組み始めた「ワコールつどいプロジェクト」のお話には、企業ビジョンへの共感の重要性と、企業と生活者の対話を大事にする共創の可能性がみえてきた。

INDEX

「ワコールスタディホール京都」について

「ワコールつどいプロジェクト」について