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人間の中にある「編集デザイン」

コンセントが所属するAZグループの持株会社AZホールディングスの元取締役会長 鈴木誠一郎さん。昨年退職された田中晃二さんとともに「集合デン」を1971年に創業、この6月をもって定年退職されました。
40年以上、「編集デザイン」に取り組まれてきた方。鈴木さんの考える「編集デザイン」って何だろう?

「“編集デザイン”は汎用性の高いテーマ。
人は誰でも、瞬間ごとに世界を“編集、デザイン”しながら生きている」

そして出てきた「バイクレース」「連句」「ガールズトーク」(!)といったトピックの数々。一見なんの関係性もなさそうなのに、鈴木さんの話を聞くと共通点が見えてくる。そしてそれは、自分の興味分野や仕事にも共通して言えることだったりして、つながりが広がっていく。
鈴木さん独自の「編集」を通すと物事はどう見えているのかをひも解きながら、人と「編集デザイン」の関係を考えてみます。

元 AZホールディングス取締役会長 鈴木誠一郎 PROFILE

contents

  • PROLOGUE 人間は瞬間ごとに世界を編集しながら生きている
  • CHAPTER 1 バイクレース × 鈴木誠一郎
  • CHAPTER 2 連句 × 鈴木誠一郎
  • CHAPTER 3 ガールズトーク × 鈴木誠一郎
  • CHAPTER 4 ページの編集デザイン × 鈴木誠一郎

COLUMN 誠一郎の知の本棚

鈴木さんとお話していると、まるで、膨大な知識の本棚があり、そこから「これだ!」と瞬間で本を選びとって話しているかのよう。情報に自らの体験を加えて蓄積してきた豊富な知識が、1つのキーワードをきっかけにワッと集められつながっていく。
そこで、本文とは関連しつつも紹介しきれなかった鈴木さんのお話を、「フロム・エディターズ」内に「COLUMN 誠一郎の知の本棚」としてまとめました。本文ページ中に出てくるこのコラムタイトルをクリックすると「フロム・エディターズ」内の該当ページが開きます。ぜひ鈴木さんの「知の本棚」にふれてください。

editors

Photos_Satoshi Nagare(Fuse Inc.)
Text_Yuka Iwadate
Edit_Kouji Aoki, Naoko Kawachi, Yuka Iwadate
Art direction & Design_Yasuki Honda

取材場所/宮越屋珈琲 恵比寿店
http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/shopinfo/ebisu