勝手に伝わるしくみ KATTENI TUTAWARU SHIKUMI

「伝わるしくみ」伝道師の川崎によるレポートコラム。
「それって伝わってる?」という視点で身近な商品やインストラクションなどについて
取り上げ、デザインの観点について考えます。

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    【最終回!】寛容なルール

    なんだか世の中ギスギスしてきましたね

    この「勝手に伝わるしくみ」も今回でなんと20回目を迎えるそうです。どこかの編集者に出版しましょうって言われるまでは、意地でも続けるつもりでしたが、結局誰にも見向きもされず最終回を迎えました、ざんねん。まあ、この連載は、死後に評価されるタイプのコンテンツだよね。 さて最終回は、この勝手に伝わるの総括的な結論に至るテーマで締めくくろうかと思うわけです。…

    posted:2015年04月22日

    vol.20
  • ビル・商業施設のロゴ

    如実に表れる時代感!

    商業施設やビルのロゴってお店のロゴや企業のマークと違って、その場所自体のアイデンティティー表明なわけで、いわば超ローカル。だからこその趣があって、さらになぜか時代感も大いに背負っていることに気付きました。ふと気になった街にふらっと眺めにいってみましょうか。

    posted:2014年10月23日

    vol.19
  • 「のぼり」たち

    あらためて考えると変な光景よね

    「ニッポン」という風景の中に、「看板だらけ」ってのがありますが、同様に私は「のぼり」が多いなあといつも思っていて、大量ののぼりが強い風で凜々しくはためいていたりすると、「合戦かよ」と1人でウケていたりします。こんな変な光景が当たり前のように街の隅っこにたたずんでいると...

    posted:2014年6月27日

    vol.18
  • ○○に紹介されました!

    やっぱり褒められるとうれしいよね

    昨年末頃発売された『クリエーター2015』という、クリエイティブ業界を目指す大学生や専門学校生、そして転職組の人向けの業界紹介とノウハウ満載の冊子がありまして(ちょっと宣伝口調)、その中で「ポートフォリオのつくり方」についての執筆をしたんです。特にデザイナーは学生時代に作った作品をポートフォリオの形で、

    posted:2014年3月7日

    vol.17
  • 矢印!

    矢印の本当の役割を忘れそうです

    良くも悪くも完成しない東京ですが、ここ最近のトレンドは立てつづけの鉄道の地下化。鉄道や駅が工事されると、いつもの行動が変更されたり、制限されたりして、かなり影響が大きい。ビルが取り壊されるくらいなら「あれ、ここって前なんだっけ?」ですむんですがね。白い工事用の防護パネルに覆われた通路で方向感覚を失った我々を導い…

    posted:2013年11月29日

    vol.16
  • 進化する筆記具

    文具は人を引きつけて
    やまないって事なんだろうね

    「最近手で書かないよねー」ってよく言いますが、ウィンドウズ95が出てから、もうそろそろ20年。ビジネスシーンでの手書きは、結構前に途絶えていると思うんですよね。私も社会人になってもう20年ですけど、…

    posted:2013年9月30日

    vol.15
  • 伝わる選挙?

    選挙活動への違和感って何だろう?

    東京では都議会議員選挙、参議院議員選挙と立て続いたんですが、皆さん選挙行きました? この参議院議員選挙から「インターネット選挙運動」が解禁されたそうで、さらなる違和感が発生しそうなので、そのあたり含め今回は選挙活動を眺めてみま…

    posted:2013年8月30日

    vol.14
  • マトリクスに楯突く

    物事の境目って重要だと思うのよ

    この記事が配信されるころは梅雨真っ只中ってことになるんでしょうか。ということで今回はいつもと趣向を変えてじっくり室内で。(記事を書いている今は、晴天で非常に外が気持ちが良いのですがね……)絵的にしょぼくなることを鑑みずやって…

    posted:2013年7月26日

    vol.13
  • 商品パッケージの過剰表現

    すごいことを伝えるためには
    あらゆる手段をとるよねえ

    コトバはどんどん移ろうものだと思いながらも、極力流行り表現のようなものは、使わないようにと心がけるのが、まあ大人じゃないですか。それでも、いわゆる「超」ぐらいは便利だし使っちゃいます…

    posted:2013年4月1日

    vol.12
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    ビックロ

    “いま必要なモノ”って
    こういうことなんだろうなあ

    そうです、今回取り上げるのは新宿東口の新名所(と自分で名乗っている)ビックロ。「え? いまさら?」という感じですが、いえいえ、こういうのはちょっとなじんでから様子を見るもんなんです…

    posted:2013年1月31日

    vol.11
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    ローカル・パッケージデザイン

    民芸とコンテンポラリーの境目の力強さ

    私自身は牛乳を飲まないんですが、私以外の家族は牛乳を飲むので、我が家の冷蔵庫には常に牛乳が入ってます。自分でチョイスしていない、様々な種類の牛乳が補充されると、見たこともないパッ…

    posted:2012年11月27日

    vol.10
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    両手ふさがってませんか?

    置くところ、引っ掛けるところ

    この記事が配信されているころには、そろそろ涼しくなってるんでしょうか。今年の夏は暑い日が続きましたよね。そうすると、男性などは上着を脱いで手に持つし、そもそも上着を着ないって選択をす…

    posted:2012年9月26日

    vol.09
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    蓋付きコーヒーカップの
    チェックボックス

    業務上の機能美とお客さんへの
    気遣いが同居するところ

    この「勝手に伝わる」の連載ももう8回目。なんとか半年以上続けているわけです。そうなると、社内でもいろんな人がいろいろ気になるものを教えてくれます。最近、飲食店でマスクの代わりに透明な…

    posted:2012年7月26日

    vol.08
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    街頭配布物

    すれ違いざまのコミュニケーションは可能か?

    普段、声をかけてモノを差し出されているのに、無視する人ってほとんどいないんだけど、街を一人で歩いている多くの人は、普段のその人とは全く別人で、凄く懐疑的で冷酷。そして使えるモノはもら…

    posted:2012年6月27日

    vol.07
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    西友の店内広告とPOP

    “気になるっ”のパワーってすごいよね。

    東京の西側あたりで、ちょっと森っぽくなってたりするとすぐ「武蔵野の面影漂う」とかって言っちゃいますが(言っちゃいません?)、今回のターゲット「西友」って「西武百貨店の面影漂う」とか…

    posted:2012年5月21日

    vol.06
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    リアルなインターフェース(の素)探訪

    小さいころ遊んだ絵本やおもちゃのギミックはデジタルの世界でも重要になるかもよ。

    アップルがiCloudを発表したとき、クラウド(雲)が彫り込まれ、ヘアライン処理されたボタンのアイコンが印象的でした。これ見たときに思い出したんです。私の実家にあった、年季の入ったヤマハの…

    posted:2012年3月30日

    vol.05
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    吸わない私が考えるタバコの世界

    バランスを欠いた状態を維持するってのも、
    一つの方法かもね。

    今回はタバコについて。といいながら私、全くタバコ吸ったことがないんです。当サストコ名物エロ編集長にも「なんでかわさっくんがタバコなの?」と。というのも、今回の趣旨は「あえて全くわか…

    posted:2012年2月27日

    vol.04
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    大戸屋の注文スタイル

    焦った決断って、なんか満足いかないよね。

    和定食ってなんだかんだいっても、無性に食べたくなるし、健康のこと考えても「和食たべとこっ」て思ってしまうものです。私含め、アラフォー男子にとっては、もう、どんな定食屋でも、臆せずズケ…

    posted:2012年1月27日

    vol.03
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    サウンドシステムをフロントの細長いスピーカー1本で再現するアンプ内蔵ス…

    曖昧なジャンルの商品を
    守るしくみが必要かもよ。

    またあれですが、僕ら世代(おおざっぱにガンダム世代)にとって、「ハイビジョン」「3D」「サラウンド」は、夢のオーディオビジュアル環境なわけです。小さい頃漠然と「自分の生活水準では到底手…

    posted:2011年12月16日

    vol.02
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    acureの次世代自販機

    ハイテクや未来感は
    なんでこっぱずかしいんだろう?

    都内のJRの駅構内、昨年後半ぐらいから、ぽつぽつ配備された「次世代自販機」。街中の自販機がビックリするくらいスリムにコンパクトになっていくなか、あまりのでかさに驚いた。しかも、デザイン…

    posted:2011年12月16日

    vol.01