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Content Strategyという言葉を知っている人も知らない人もはじめまして。コンセントの「CSさん」です。
「CSさんのイロハ」「CSさんの考えるコト」を読んでいただいた人の中には、
CSさんはスージーさんの想像上の産物なのだと思った人がいるかもしれませんが…。
コンセントには実際に「CS」という10名程度からなるチームが存在しています。「イロハ」や「考えるコト」で
語りきれなかったCSチームのことを、ここでは少し補足的にまとめていきたいと思います。

チームの二つの役割。

チームの役割には、企画編集を行いながらコンテンツをアウトプットに導いていくContents Directionと、コンテンツをビジネスに活用できるよう戦略的に考えるContent Strategyの二つがあります。チーム名こそContent Strategyと言っていますが、戦略を立てるだけじゃなく、その戦略にそってコンテンツをつくることが仕事です。

なぜContent とContentsで使い分けているのか。

お気づきの方もいるかもしれませんが、「Content」と「Contents」はあえて使い分けて表記しています。決して表記がユレたまま放置している訳ではありません…! 私たちは、自らがサービスとして扱うものをどう捉えるかということで議論を重ね、次のような定義をしました。
複数形の「Contents」は、ある程度形になった状態のもの、例えば動画やインタビュー記事など単位をつけて数えられるものということでDirectionする対象は「Contents」としました。逆に、Content Strategyではまだコンテンツ化されていない状態の情報という抽象的なもの、数えることのできない状態のものを対象に考えるので不可算名詞の「Content」を使用しています。

この辺のお話はコンセントコーポレートサイト内にあるラボに掲載していますので、興味をもっていただいた方は合わせて読んでみてください。

ストーリーで語るコンテンツを。

社会のなかにはさまざまな問題があるかと思います。私たちはその解決策をコンテンツという形で示すことにしました。
とはいっても、派手で目立つコンテンツをつくることがゴールではないと考えています。お金や人の手をかけてつくるコンテンツは企業にとって価値があるものでなければなりません。例えば、商品を購入してもらう、信頼してもらう、人に伝えてもらうなどさまざまな価値があると思います。そのためには、必要なもの不要なものを整理することも時には重要になります。その判断をするための軸を定めることも戦略の一つです。
そして、戦略を立ててコンテンツをつくっても、届けたい人に届かなかったら意味がありません。そのために、発信する側の企業と受け手としての読者やユーザーとの間にどういうストーリーを組み立ててコンテンツを届けるのかということを考えています。

さまざまなプロジェクトが動いています。気になったら是非気軽にコンセントのCSさんにお声がけください。