hirokazu ishino
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hirokazu ishino

こんにちは、石野です。
InDesign CS5.5講習会に参加してきました。

私はディレクターですが、入社以来、紙媒体を中心に担当してきたため
Wordよりも、Excelよりも、PowerPointよりも、
InDesignに触れている時間の方が長い! という会社員生活を送ってきました。
提案書だってもちろん、InDesignで作ります。

具体的なツールの機能向上や、他メディア展開でのプラットフォームとしての
拡張性はデザイナーの方が詳しいと思うので、
入稿前のデータチェックの観点から「こりゃいい」と思った2点について、紹介します。

1)リンク機能がいい
なにがいいって、リンク機能です。

分かりますか? なんと、解像度や拡大率が一覧で表示されるんです!
いままで、俺、写真は1点1点クリックしながら変倍がないか探してましたよ…。
そのストレスから解放されるのは嬉しいです。

「パネルオプション」で表示する項目を決められるので、
自分の作業スタイルに合わせたカスタマイズも可能です。

2)プリフライトがいい
なにがいいって、プリフライトです。

分かりますか? なんと、作業中も常にプリフライトしてくれるんです!
入稿前にプリフライトした段階で、RGBの画像やTrueTypeフォントが見つかって修正する…
なんて、よくありますよね(この業界では)。そこから解放されそうです。

プリフライトでチェックする項目も、かなり細かくカスタムできるので

媒体や作業フローごとに最適なプロファイルを設定して運用することができます。
プロファイルはドキュメント単位で埋め込めるため、
チーム単位で多くの人が関わりながら進行するコンセントの制作スタイルには、ぴったりです。

と、ディテールの紹介に終始してしまいましたが、作業時間の短縮、ミス防止につながる
「かゆいところに手が届いている」バージョンアップだと思いました。
分かってるじゃない! という感じ(上から言うと)。

惜しむらくは、印刷業界では新バージョンに問題がないかを
綿密に検証してから、使用環境として採用するため
意外と「まだ使えません」という会社さんもあるんですよね。
とはいえ時間の問題ではあるので、そろそろ切り替えどきだなという気持ちになりました。

いやぁー、InDesignって、本当にいいものですね!
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。