yuichi shuno
Author:
yuichi shuno

こんにちは、Service Design division の秀野です。
今回は3月に行ったインターンシップの様子をレポートします。

いつもは5日間程で行っているコンセントのインターンシップ。
今回は1日というかなりコンパクトな時間での実施でした。

そんな、わたくし秀野の仏のような想いのもと計画されたのが…

という、息つく暇もない鬼のようなプログラム。
知ってます、どんだけ無茶振りか。

そして、今回のテーマはというと…

「健康的な食生活を支援するサービスの提案」
※ただしコンセント社員の◯◯さんのためにサービスを考えること

ぼんやりと「誰かのため」とはいわず、
徹底的に「サービスの提供対象となるターゲット」と向き合ってデザインすることを条件にしました。
コンセントが大切にしている「人間中心設計」の考え方、感じとってくれるといいな。
さてさていったいどんな提案がされたのでしょうか。

 

■プログラムスタート!

会場はamu。朝から総勢24名の学生さんにお集まりいただきました。
各チーム6人、4チームに分かれてスタートです。


まずは最初に自己紹介。会場のamuは朝から活気に溢れています。

一般大も美大・芸大も…参加者の学生さんたちの専門分野もさまざま。
コンセントのインターンシップでは、一般大も美大・芸大も混合でプログラムを実施しています。
職種や立場を超えて、広くデザインに取り組むコンセントならではの実習形態かと思います。

さて、調査内容を考えてインタビュー開始です。


いつも元気な松田さんがターゲット。


こちらはアットホームな雰囲気。フレッシュな若手社員、戸塚さんがターゲット。


こちらも和やかな雰囲気ですね。多数の案件をスマートにこなす赤羽さんがターゲット。


仕事へのストイックさから一部で「老師」と称される山口陽一郎さんがターゲット。

ターゲットの社員の皆さんはどんな生活を送っていて、どんな価値観をもっているのでしょうか。
そしてその課題は…!?


今回はワークモデルという形式で調査結果を視覚化してもらいました。似顔絵が似ている…!


ワークモデルの一例がコチラ(個人情報なので控えめにチラリ)。


調査結果が見えると議論もしやすくなりますね。


さまざまな切り口で課題を探ります。


うーん、なるほど!
一人で食べるかみんなで食べるかで食事への意識が変わるようです。
各班で着目点が違っていておもしろいです。

課題設定の後はアイディエーションです。
日も落ちて暗くなってきましたがもう少し、頑張って!


机の上にはアイディアスケッチがいっぱい。

いよいよ発表、皆さん準備はいいですか!


発表する側はもちろん…


発表を聞く側も真剣そのもの。


アナログで直接のやりとりが素敵な提案から…


手軽で効率的なのが嬉しい提案まで、さまざまな提案がありました。


ターゲットとなった社員の皆さんからもフィードバックをいただき、いつもにも増して濃密なインターンシッププログラムだと思います。

■まとめ

朝早くから夜遅くまで学生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
1日というとても短い時間の中で、各チームで進め方を工夫し、自ら課題意識をもって実習に取り組む姿が印象的でした。
1日でアイデアをつくり上げたという結果はもちろん、グループワークの中でさまざまな人の考えに触れ、学んだことも大きかったのではないでしょうか。
私もたくさんのことを学ばせてもらった有意義なインターンでした。