2012/03/09 18:07
こんにちは。岩楯です。
2月に東京デザイン専門学校の生徒さんたちが会社見学に訪れました。
「こんにちはー!」「よろしくお願いします!」と元気な挨拶がすご〜くフレッシュ。2日に分かれておよそ50名の学生さんたちが来てくれました。
シツチョー川崎さんによる講義では、「コンセントってどんな会社なの?」「デザイナーってどんな仕事なの?」といったことを紹介。
エディトリアルやウェブのデザインではどのようなプロジェクトがあるのかや、制作チームとしてどんな役割の人がいるのかといったことなどを説明。紙媒体やウェブサイト、モバイル端末や電子書籍などメディアが多様化している中、デザイナーが考えていくべき領域も広がっているといったことや、これからデザイナーに必要なスキルなども紹介しました。
学生さんたちの表情は真剣そのもの。熱心に耳を傾けメモをとっていました。
そして、実際に制作現場を見学するためオフィスへ移動。
プロジェクトマネージャーの小山くんにも引率役をお願いをして、オフィスを回りながらコンセントのスタッフに自身の仕事を紹介してもらいました。
雑誌のアートディレクターとしての経験豊富な青木舞子さんからは、編集部さんとの打ち合わせやデザインワーク、色校をチェックしたりといった雑誌デザインのフローだけでなく、アートディレクターとデザイナーのそれぞれの役割についてなども聞いていきました。
ウェブのアートディレクター 通洋さんには、ウェブサイトのデザインって具体的にどんな仕事なの?といったことを、普段の業務内容やプロジェクトの進め方、チーム体制など、いろいろな側面から紹介してもらいました。
『サストコ』特集Vol. 002「PROJECT KUSAKANMURI デザインの先にある場所へ」にも登場してくれたアートディレクター本間さん。ロゴやパッケージ、タグなどショップツール全般のデザインをどんなふうに考えていったか、お話ししてくれました。
他にもいろいろなアートディレクターに話を聞きました(話を聞かせてくれたみなさん、ご協力ありがとうございました!全部紹介できなくてごめんなさい)。
話を聞きながら必死に手を動かしてメモをとっている学生さんの姿には、勉強熱心だなと感動させられます。
また、別の日に行われた2回目の会社見学では、デザイナーの黒田さんに仕事を紹介してもらいました。実は黒田さん、東京デザイン専門学校さんの2013年度の学校案内のデザインを担当しているのです。これは話を聞いてみなきゃ!
直前にお願いしたにもかかわらず、担当媒体でどんなことをやっているのか、順序立ててわかりやすく説明してくれました。「いつの間に打ち合わせしていたの?!」って驚くぐらい、掛け合い相手、シツチョー川崎さんとの息もぴったり。生徒さんからの質問への回答の中での「学生時代に他の科の授業もとったことで、デザインの幅が広がった」というコメント、深いです。
東京デザイン専門学校さんには、エディトリアルデザインやウェブデザイン、広告デザイン、イラストレーションをはじめいろいろな学科があり、見学に参加された生徒さんたちもさまざまな分野のデザインを勉強されているそうです。それぞれの夢の実現に向けて、ちょっとでも刺激を受けたり、ためになるような時間になっていたら…嬉しいですね。