kotaro yamamoto
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kotaro yamamoto

こんにちは。プロデューサーの山本です。
サストコに目を留めていただきありがとうございます。

この記事はどんな方が目を通してくださっているでしょうか。
コンセントでのインターンシップを検討している学生さんが多いのかな。

ちなみにコンセントってどんな会社だと思いますか?
みなさんが所属されている学校や触れている情報などによって、印象がきっと違うのではないでしょうか。

  • 雑誌のデザインしてる制作会社
  • UXから考えてるWeb会社
  • サービスデザインで事業を考えてるデザインコンサル
  • 全天球動画撮ってる映像制作会社

他にもありそうですね。
ちなみに、どれかひとつが正しいというわけではないですし、どれも間違いではありません。

紙面や画面を美しくレイアウトすることは、私たちが手がける業務の中で重要な要素に変わりありませんが、これは業務の中のごく一部であり、その他の要素もとても重要です。

例えば、読者やユーザーを理解すること、クライアントに共感すること、提案を裏付けること、相手に理解・共感してもらえるように言語で説明すること、仲間やクライアントを巻き込むこと、戦略やコンセプトを策定すること、計画と実行を実直に管理すること、計画通りに表現すること、柔軟に発想すること、知りたい情報を聞き出すこと、社外に成果を示すこと……などさまざまな能力が求められます。

さらにプロジェクトによって成果物は紙面・画面のデザインなどのモノではなく、事業アイデアやその実行プランなど、コトだったりします。

デザイン会社 = 美大芸大出身者
というのはもう昔のことで、現在のコンセントはいろんなスキルをもった多様な人材を求めています。

上記能力に限らず自分の能力を試してみたい方は、ぜひコンセントのインターンシップに応募してみてくださいね。

さて、これからご紹介する2015年9月度のインターンシッププログラムにも、いろんな大学からいろんなスキルをもった学生さんが集まってくださいました。

3日間という短期間の中で、それぞれが個性を発揮しつつ、驚異的なチームワークと集中力で駆け抜けていった精鋭たちです。

大学や専攻もバラバラ。最終日プレゼン後の張り詰めた緊張から解放された精鋭たち。

2015年9月度インターンシップの概要は以下の通りです。

  • 日数:3日間
  • 人数:5名×2チーム(計10名)
  • 課題:カスタマージャーニーマップを世に広めるための手法を提案せよ
  • 成果:審査員4名(社員)へのプレゼンテーション形式(採点による対決方式)

3日間でこなすにはむちゃくちゃ難易度の高い課題設定ですね…。笑

●1日目

まずは「カスタマージャーニーマップ(以下CJM)」の説明をサービスデザインDiv.の小山田さんから。すでに知ってるツワモノもいましたが、ほとんどみんな初見でした。

急に「カスタマージャーニーマップ」とやらの説明がはじまり、みんな不安顔に。

次にチームに分かれて提案までのタスクと残り2.5日のスケジュールを立てます。

CJMのこともまだ分からないのに、それを世に広めるための手法をプレゼン?しかもあと2日。

両チームとも、1日目の残り時間はひとまずCJMの理解を深める時間に使った様子でした。

CJMの良いところ、悪いところ、活用できそうなシーンを洗い出し。なんか付箋を壁に貼っていてデザイン会社っぽい!

●2日目

2日目は各々ブラッシュアップした企画をもち寄ってディスカッション。その後、クライアント(コンセント)の調査や、CJMが喜ばれるターゲット設定のための市場調査など、役割を分担して進めているようでした。

誰が何をする?ってMTG中かな。

提案書の台割ってどんな流れにする?

●3日目

午後のプレゼンに向けてラストスパートです。
提案方式の詰めと、そこに必要なスライドやモックの作成など、役割分担してプレゼンに臨みます。

朝からカフェインとレッドブルが…。やる気と覚悟を感じます!

追い込み中の両チーム。

●プレゼン

そしていよいよプレゼンです。
コンセント社員と4人の審査員の面々。
みんな緊張の面持ちでプレゼンの場を迎えました。

真剣な表情でプレゼンを受けるコンセント社員と審査員。こわい…。

最初にプレゼンしたAチームは一般生活者にアプリを普及させてCJMの認知拡大を図るとのこと。審査員にリアルタイムでヒアリングしながらアイコンを切り貼りし、画面イメージと利用シーンをプレゼンしてくれました。

なんとこの期間でモック作成まで!

このアプリの普及でコンセントがどう儲かるのか、まで検討してくれました。

アイデアのおもしろいAチームとは対照的に、かなりロジカルに現状分析から提案しいていたBチーム。

コンセントが使っているセールスツールなども分析していた様子。これは本格的!

CJM認知のきっかけとして動画という選択肢を提案。SNSでの拡散性やターゲットの利用率も市場調査していました。

Aチームと同じく、Bチームもこの手法でどうコンセントにメリットがあるかを力説。

●結果発表

この結果、僅差でBチームの勝利!
でも、会場からはAチームを評価する声も多く、両チームとも本当に素晴らしい提案でした。

わずか3日間のなかで、

  • 初めて会うメンバー同士の特徴とスキルの理解
  • CJMの理解
  • クライアントが依頼している要求の本質理解
  • クライアントの状況分析
  • 提案までの役割とタスクの洗い出しと分担、時間の配分
  • 依頼されている要求に応えるアイデア出し
  • アイデアを魅力的に伝えるプレゼンテーション

上記の要素を両チームともそれぞれ考えに考え、非常に濃密な時間の中で質の高いアウトプットをつくり上げていました。

こんな将来に役立つ経験、そうはできないのでは…。

改めて、コンセントは多様な人材を求めています。こんなインターンシップに挑戦したい方は、ぜひコンセントのインターンシップにチャレンジしてみてください!

※インターンシップ募集の情報は、コンセントのコーポレートサイト内「採用情報」ページにて随時お知らせします(次回は2016年2月に実施予定)。

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