Ayako Arao
Author:
Ayako Arao

さまざまな職種のメンバーが集まって
デザインの仕事を行っているコンセント。

デザイン会社ってどんな人たちが働いているの?
絵を書くスキルがなくても大丈夫?
デザインで課題を解決するってどんなこと?

一言で「デザインの仕事」って言っても
なかなかイメージがつきにくいですよね。

そこで、2014年9月1日〜9月5日まで学生を対象としたインターンシップを行いました。8名が参加し、4名×2チーム制のグループワークを5日間体験してもらいました。2013年から行っているインターンシップは、毎回濃厚なプログラムが組まれています。

今回のテーマは「領域間コミュニケーションを活発化させるソリューションの開発」。
HR部の荒尾がインターンシップの様子をレポートします。

「領域間コミュニケーションを活発化させるソリューションの開発」 …抽象的だし難しそうなテーマですね。

課題解決のために、深く現状を理解することが大切。
大崎さんによる、コンセントの紹介でスタート。
その後、サービスデザインチームの星さん秀野くんから、調査手法、分析での記述法を講義。

講義の後は、2チームにわかれて、調査の計画/プロジェクトプランを設計します。

いよいよ課題解決のための調査フェーズに。社員へのインタビュー。

インタビューを通してコンセント社員のデザインに対する考え方、
実際の仕事の仕方を、生の声を聞きながら体感します。

インタビューを中心に調査した結果をグルーピングし、新たな課題を抽出します。

調査/分析〜抽出した課題〜ソリューションを、プレゼン資料にまとめます。 プレゼン開始のギリギリまで試行錯誤を繰り返します。

いよいよプレゼン。20名以上の社員が続々と集まってきました。

調査のインタビューで使用した、学生オリジナルのツール。 なるほど、抽象的な質問も、図式化したツールでわかりやすく聞き出せますね。

インタビューから発見した3タイプのモデルを記述。問題を解決するキーパーソンとは…?

コミュニケーションには実は2つの意味が…!

両チームとも、鋭い切り口の興味深いプレゼンになりました。
インタビューをかさね、徹底的に調査をした成果がしっかり出た提案になりました。

社員からの質疑応答にも、チームワークで答えていきます。

難しい課題だっただけにプレゼン後の達成感もひとしお。

5日間の濃厚なプログラムが終了。
他の学校の学生と出会い、自分とは違う価値観に触れ、一緒に考え、協力して解決していく経験は、普段の学校生活では決して得られない体験です。最終日には各チーム、団結力も生まれました。

「さまざまな業種の方がデザインに関わっていることを知り驚いた」
「インタビュー中の“会社は人で成り立っている”という言葉が印象的だった」
「モノをつくるだけではなく、調査の仕方やプロジェクトの設計自体もデザインなんだと学んだ」
など、プロジェクトの問題解決を通して、学べることが多いのも、コンセントのインターンシッププログラムの魅力です。

コンセントの実際の仕事では、出身校はもちろんのこと、職種や立場を超えて全員がデザインに取り組んでいます。

今後も、インターンシップを続けていきます。
インターンシップの参加に、絵を書くスキルは必要ありません。
興味をもたれた学生さんは、ぜひ応募をしてみてください!

次回以降の募集は決まり次第、コンセントのコーポレートサイトや公式Facebookでお知らせします。
コンセントの採用情報(コーポレートサイト内)
コンセント公式Facebookページ

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2014年3月度 インターンシップ活動報告
2013年9月度 インターンシップ活動報告