yuka iwadate
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yuka iwadate

こんにちは。
広報担当の岩楯です。
今日はこの季節ならではの美味しい話題を。

今朝、オフィスのあるビルのエレベーターに乗ったら、
なぜかスイカのいい香り…。
「どこから?」と思ったらコンセントのあるフロアからでした!

はせがわさんからの差し入れで、ご出身地 山形の有名な尾花沢スイカ。
見てください!赤くてとっても美味しそうな色でしょう!

山形の尾花沢スイカは、はせがわさんからの差し入れ。

そしてこの写真、アートディレクターの杉本さんが撮ってくれました。
その場で素敵な構図を見極めちゃうのはさすがです。

総務レディ3名が切り分けてくれ、みんなで美味しくいただきました♪

切りたてのスイカをみんなでバクッ。

ここからは、幸せそうにスイカをほおばるコンセントスタッフの写真を
お楽しみください〜

とっても甘くて美味しかったですね。
はせがわさん、ごちそうさまでした!

Naoko Kawachi
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Naoko Kawachi

もはや、いつのことだー!というほど時間が経ってしまいましたが、コンセント浴衣出社デーについて書いてみようかと…。

こんにちは。広報担当河内です。

コンセントのオフィスは恵比寿にありますが、7月27日(金)は恵比寿駅前の盆踊り大会でした。

せっかくの盆踊り。参加するかしないかはさておき、この祭りの雰囲気にあやかって何かやりたい!と突然思い立ち、浴衣で出社はどうか?と思いついたのが木曜夕方、外出先にて。

そんなアイディアをはせがわさんにメッセで伝えたところ、和服好きなはせがわさんは、思いのほかすっかりノリノリであっという間に実施が決定。

そして同日夜になって、全コンセント社員&グループ会社全員宛にも参加を募るお知らせを。

急な呼び掛けにも関わらず、参加してくれたのがこんなメンバーです。

浴衣で出社したメンバー

あまりに急な開催だったため、「浴衣で出社」に参加したいけど浴衣が手元にないというメンバーがいたり、お客様のところへの訪問があって浴衣での出社は控えるというメンバーもいたのですが、案外集まりました。

浴衣を来て出社した人もいれば夕方頃から浴衣に着替えた人もいたり、浴衣でそのまま外出直帰という人もいたので、浴衣メンバー全員が一度に揃うことはなかったのですが、それでも写真は押さえましたよ!

最初から浴衣を着ていたメンバー

代表のはせがわさんが浴衣を着るといっているのに、まさか誰も着てこないという事態が起きたら残念すぎるので、広報担当(兼はせがわさんサポーター)の私とゆかりんは、気合を入れて家から着つけて出社。浴衣とはいえ手早く着つけられるほど和装に慣れていないので、これのために早起きしたぐらいです。

ちなみにコンセントには、IAやUXアーキテクト、PM、デザイナー、エンジニアといった、ウェブプロジェクトで一般的な職種のほか、コーディネーター(スタイリスト)もいるんです。

浴衣を自分で着ることができないメンバーは、このスタイリスト友山さんに会社で着つけてもらえるという特典も!

友山さんに着つけてもらうはせがわさん

友山さんに着つけてもらうはせがわさん

さて、浴衣で出社のこの日は、盆踊りの日でもあると同時に、土用の丑の日。

こちらも前日に、はまちゃんの呼びかけに有志が応じ、すき家のうな丼を大量に事前注文。ランチにみんなでいただきました。

すき家のうな丼弁当

お財布にやさしいお値段のわりにうなぎが大きくて身も厚く、ふっくらとして美味しかったですよ。

浴衣を着てオフィスでうなぎを食べている様子

浴衣を着て、大量のうな丼弁当を目の前にうな丼弁当をいただくという、なんとも不思議なオフィス光景ですが、夏らしいような気もします…。

「浴衣で出社」の方は、もっと事前に分かっていれば参加したかったのにー、という声もちらほらあったので、8月中にもう一回ぐらいやりましょうかね。と同時に、デザイン会社ならではの和装の色合わせとか、和装コーディネートの基本なんていうセミナーを、着付けのお免状も持っている友山さん講師で開催したら楽しそうかも…などと妄想が膨らみます。

なお、盆踊りの方は、夜に駅前を通りがかったとき見ることができました。

恵比寿駅前の盆踊りの様子

恵比寿駅前は盆踊り見物の人たちでごった返していました

サストコ
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サストコ

サストコ 006

2012/07/26 17:29

サストコ 006

Contents
◆特集
Vol. 006|田中晃二とデザイン(インタビュー前編)

◆コンセント世界行脚
Vol. 007 | DMI Design | Leadership Europe 16 in ヘルシンキ

◆勝手に伝わるしくみ
勝手に007 | 街頭配布物

aokik
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aokik

まいど、編集長の青木です。今回は、7月11日(水)に行われたイベント『コロリの引き出し』の様子をお届けしまーす。

60人ほどが参加。コロリさんの人気はスゴイ!

このイベントは、絶賛サストコの特集(FEATURE ARTICLES 6)でも登場してもらってる通称コロリさんこと田中晃二さんに、今だからこそ聞ける仕事についてのあれやこれやをじっくり3時間、若者代表(?)の渡邊くん関口くんに余すとこなく聞き出してもらったトークイベントです。
そうそう、このイベント、コンセントメンバーだけじゃなく、面白法人カヤックさんも参加してくれました!(ちなみにカヤックさんの恵比寿支社は、会場のamuから徒歩5分圏内! 近いー)

出版のビジュアル化黎明期から、デザイナーとして、アートディレクターとして、半世紀近くに渡り”デザイン”と共に歩んできたコロリさんに、当時の貴重な資料を見せてもらいつつ、この何十年かを振り返ってもらいました。

真ん中の方がコロリさん。手前が渡邊くん、奥が関口くん。

と、その前に、コーナータイトルの「デザインを肴に。。。」についてですが、コンセントの売りというか価値である”デザイン”について気楽に語れる場所がないな、ということで作ってみた枠組みです。別に仰々しく難しい話をしたいわけではなくて、色んな意見が話せて聞けて、社内外のみんなが混ざれる機会や場所があった方が面白いな、と始めてみました。ちょっと一杯引っ掛ける感じで気軽に遊びに来れるようなライブイベントを仕掛けつつ、それをまとめたり発展させたりしていこうと思ってますんでよろしくお願いしますー。

「デザインを肴に…」のロゴも熊田くんがデザイン

その第一弾としてこのイベントを催したわけですが、そもそもコロリさんをこんなにフューチャーするきっかけになったのは、当初、司会担当の予定だった熊田くんでした。当日は残念ながら業務のため欠席したんですが、ロゴやポスターまで作ってくれたりしたし、色々と思いは山盛りでしょうから、まずはちょっとお話を。

* * *

●熊田くん談
年度初めに開催されたAZグループのキックオフミーティングで田中さんが定年で退任されると聞いたときに、同じデザイナーの先輩なのに、デザインの話をちゃんと聞いたことがないことは非常にもったいないと感じ、是非お話をサストコで!と思い、その場で声をかけたのが実は開催のきっかけです。色々興味深いことはあるのですが、特に「手引きデザイン」に関して聞いてみたいと目論んでました。

というのも、Macに映し出されるまっ白のドキュメントよりもまっ白の指定紙の方が、自由な表現が出来ていたんじゃないかと思っていまして。今は、Macのツールにたよった制限の中の自由という狭いところでデザインをしているんじゃないかと。昔の雑誌はそんなことを微塵も感じさせない無限の世界を見ているような表現が多いように感じました。

その感覚は、ぼくたちの今のデザイナーに一番足りてない気がしていまして(僕だけかもしれませんが)。なので今を生きるデザイナーが吸収すべき大事なことだと感じ、デザイナーとしてアートディレクターとしてのコロリ(田中さん)の引き出しが見たい!聞きたい!触りたい!と思い、今回の流れとなりました。

そんな、思いを胸にどうやって“コロリ”を表現しようかと画策し、僕が知っている、マガジンハウス&手書きのアレ通(昔の社内報)&フランスという数少ないコロリさんイメージを、手書きのロゴやトリコロールのポスターにこめてみました。

写真じゃわからないけど、ガリ版っぽく見えるようにデザイン。もちろん赤バージョンも作成。

今回は業務の都合上不参加でしたが、次こそは、見たい!聞きたい!触りたい!という思いを胸に込めて。

* * *

オチに微エロを感じたのはさておき、その思いを受けてTシャツまで作ってしまったのが、こちらになります。

イベント当日に届いたばかりの、熊田くんデザインの“コロリさんロゴ”入りTシャツと一緒にパチリ。

次に、司会をしてもらった渡邊くん、コメントお願いします。

* * *

●渡邊くん談
衝撃的だったのは、文字を指定紙上に直書きで例えば「MB101B ○級ベタ組み」と指定した場合、
それは目方で作るものだから、デザイナーの手癖によっては指定紙通りに文字が入りきらない。。とか。
今ではモニターで確認しながら作っていく所を、とりあえず色校とってみましょうという感じで進んでいく。
アバウトなところはアバウトにしつつ、で進んでいく。

それっていうのはそもそも論としてのデザインの根幹がしっかりとしていないと、ぶれたデザイン表現になってしまうんだろうなと思いました。

そして、実例として持ってきて頂いていた表紙のデザインは
どれもこういう事をつたえる為のコンセプトがしっかりと練られていて、
今見ても、とてもいいデザインだなぁーと素直に楽しんでしまっておりました。

まだまだ聞いてみたいところは尽きない感じだったので。
是非、再度会を重ねてもっとディープなお話が聞けると良いなと思いました。

* * *

渡邊くん、サンキュー。
当日は、田中さんがデザインを手がけられた百科事典や雑誌(なんと1970年代のものも!) や、手書きのレイアウト指定紙、当時の色校などなど、デザイナー心をくすぐりまくる貴重な品々を見せていただいたんです。もーみんな、興奮状態。

歴代のクロワッサンの表紙。デザインのコンセプトなどを一つひとつ語ってくださいました。

もう一人の司会、関口くん、コメントをお願いします。

* * *

●関口くん談
田中さんとは初対面というわけではなかったですが、やはり大先輩、緊張していました。でも、どこまでも気さくで気負いのない調子に、逆に気持ちをほぐしていただいたようなところがあります。
ほんとうに大先輩ですからこう言ってしまうのはちょっと恐縮ですが、お話が進むにつれて、まるで同年代の友人とデザインの話をしているかのような高揚感があり、キャリアは違えど、同じものを見て話すというのは非常に「楽しい」し、一方的に教えていただくというよりは、もっとフラットな視点での発見があるなあというのが素直な感想です。
時代が変われば価値観や方法論も変わるはずですが、もっと根本的なところは何も変わらないのだな、ということが一番の気付き/再発見でした。

デザインを制作するなかでの人と人との直接的なかかわり。日頃、そういうことを大切にしていきたいと思って仕事をしています。今回、その思いを新たに、強く持つことができました。

「デザインは楽しい。」
今後もこういうイベントを、知人友人のつながりだけでなく、こういった開かれたかたちで続けていけたらいいなと思います。

…要は、味をしめたってことですね!

* * *

味をしめてもらえて嬉しいです。これからもデザインについての語らいの場を増やしていきましょう。

というわけで、現場からは以上です。
(近いうちに、内容についてのレポートも記事アップしようかなって思ってます)

イベント当日はボーダーの日。ってことで、最後にコロリさん、カヤックの皆さんも一緒にボーダーで撮影♪

シツチョー
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シツチョー

Facebookなどをのぞいておりますと。話題のkoboが続々みなさんの手元に届いてるみたいですね。コンセントにも早速いつものように長谷川さんの机の上に届いておりました。今頃私の家にも届いていることでしょう。
どうも、勝手に伝わるでおなじみの川崎です。では私が、私の視点で、さくっとkoboのファーストインプレッションを書いてみますよ。

クリエイティブディレクター中野さんと新人ゆいぴょんが興味深げにする図

●このディスプレイは「慣れ」が必要かもね

普段iPhoneとかの、超美麗ピカピカ液晶画面に見慣れてしまっていると、このディスプレイの方式に慣れるのにちょっと時間がかかるかもね。画面表示の維持に電力を食わないそうですが、ページをめくっていくとどんどん残像が残って、印刷汚れみたいな感じになってくる。

裏うつりみたいだね

これ、「画面のリフレッシュレート」ってので設定が可能です。私は、毎ページリフレッシュしたいぐらいですが、そのたびにバッシンって感じで、画面が暗転→復帰します。慣れると苦にならないんだろうけどね。
あと、電源を切っても読んでる本の表紙がずーっと表示されてます。ブックカバーがほしくなるかも。画面自体は堅いのでそのままバックに入れても気にならないんだろうけど、iPhoneに透明のカバーシールとか貼っちゃうような人は、やっぱりブックカバー必須かも。

電源切ってもこんな感じ。あ、なぜか買う気が起きなかったスティーブジョブズの伝記を買ってみた。ちなみに、楽天ブックスでハードカバー買う(送料無料)のとkoboで買うのが同じ¥1,995… うーん。ハードカバーがいいな…

本文書体として日本語では、リュウミンとゴシックMBという2書体が選べます。モリサワフォントがだいぶ市民権を得てるので、なじみのあるフォントかと思いますが、このE-inkとリュウミンがどうも相性が悪いなあと、線の細いリュウミンで、リフレッシュ直前のページのルビなどはやはりなかなかつらいものがあるなあ。

ボロッとしてきてるな…

●ちょっと待て、値段のこと考えろ!

いろいろ姑イズムな、重箱の隅シンドロームなことを書いてきましたけど、そりゃ何万円もするiPadとかと比べちゃいけませんよね。さっき見てみたら私今月は楽天プレミアム会員になってました…(何にそんなに無駄遣いしたんだか…) 3000ポイントついて、「挑戦価格」¥7,980! 実質¥5,000! なかなかがんばってらっしゃる。しかもこれ、なんてったって、すこぶる軽い。

親指と人差し指だけで持てるよ

サイズもほぼ文庫本サイズ

サイズも重さもほぼ文庫本くらいだねちょうど。上下巻とかある物なら、その時点で価値ありだ。
私はこの筐体の裏面のキルティングみたいなデザインがどーなんだろーって思ってましたが、まあ、ホントのキルティングじゃ無くて、つや消しのさらさらした感じに塗装されたプラスティックでした。ちょっと安心。プワプワしたらどうしようって、Facebookで、一人で心配して騒いでました。

●ガジェット整理は必須ですな

これはもう文庫本だと思って、鞄に入れてもいいんですが、やっぱりこういうガジェットが鞄に何個も入ってるのって、「俺大丈夫かな…」って冷静になっちゃいませんか? iPhone、iPad、MacBook Air、そして、kobo。まあ、スマートですけど、ガジェット整理は必要でしょうね。あと、Kindleもそろそろ登場らしいですから、そこらへんも見据える必要ありそうですね。

MacBook Airまで含め、こういうグラデーションってなんか嫌じゃないですか

hirosato abe
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hirosato abe

サストコをご覧の皆様どうもはじめまして。

わたくし
阿部啓悟と申します。

のっけから、もうお気づきかと思いますが、
わたくし名前の漢字にすべて口がついています。

それが、どうしたかって?

このブログにアサインされた理由は、そう。

おしゃべりだから!

 

ウソです。

 

会社のバーベキュー大会の幹事をしたから、
そのレポートをしろって指令を受けて書いてるだけです。

まぁ、でも正直、不本意ですわな。

やっぱりさ。

特集が良かったよね。

ぶっちゃけ。

ちょっと狙ってたし。
(強気)

そしたら、原稿だって、
誰かが取材してくれて、
気づいたら素敵な記事になって
僕は、確認するだけ

なんて、普段仕事でやってる逆の立場を味わえるわけじゃん?

素敵すぎる!

そして、なにより楽だわな。うん。

……まぁ、でもこうやって、かれこれ5年くらい続けてきたBBQをネタに公に公開できるわけだし、文句はないんですけどね。。。
(あんまり言うと、マジで怒られそう、、、)

はい。

じゃあ気を取り直して、では!

お待ちかねのBBQレポート!
(誰も待ってないって?)

聞いてください!

時は、6月16日(土)相模湖プレジャーフォレストにて、
バーベキュー大会を開催!

相模湖プレジャーフォレスト

WILD COOKING GARDEN

自然がいっぱい

コンセントでは、こういったバーベキュー大会を毎年開催してまして、

書類上の大義名分では、
普段プロジェクトごとでしかなかなか絡みがない
社員間のコミュニケーションをさらに活性化するため
こうした会を催しているのです!!!
(良いこと言った!俺。)

まぁ、要は、
みんなもっと仲良くなろうよ!ってこと。

みんなが大学のサークル並みに仲良ければ、
会社生活もっと楽しい〜毎日になるでしょ? きっと。
(少なくとも阿部は、楽しくなるためにみんなを好きになりたい!てへペロ。)

 

やっぱ、解放的な空間で肉と酒を目の前にするとみんな

こうなったり

こんなんなったり

ほら! 自然と笑顔がね。出るでしょ? 出てるでしょ!?

みんな打ち解けちゃうわけですよ!

スゴイよね。
バーベキューって。うん。

あっ、それとこれは今回のBBQの目玉。

長谷川さんが、行きつけ?の精肉店で電話一本でオーダー(←あの姿は格好よすぎでした。)したスペシャルな肉!

これは、来なかった人は後悔するでしょー。

スゲー美味かったよ!

あのね。

マジで美味かった。

本当に。

これ伝わってるかな?
(『勝手に伝わるしくみ』の川崎さん、どうっすかね?)

それと今回は、家族での参加も多かったんですよ。

ご家族の方には、普段パパママがどんな人と一緒に仕事してるか知ってもらう良い機会だったのでは?と自負しております。

きゃわゆい!

って、オラが言ったら犯罪か?

でも、今回は、家族、元社員、元同僚とかいろんな人が来ていて、それはそれは有意義な会でした。

 

それと今回は、バーベキューの後、ロッジ借りて、何組かの家族と幹事とエリック(←つい先日帰国。ありがとー)みんなで一緒に宿泊したんです。

どうっすか?
楽しそうでしょ?

以上!  次回は、秋開催予定。

また、次のレポートをお楽しみに!

…というか、もう依頼はこなそうだけど。
あっても次は誰かに書いてもらいたい。

っていう、最後は、
ネガティブコメントで

おしまいorz

サストコ
Author:
サストコ

サストコ 005

2012/06/27 12:19

サストコ 005

Contents
◆特集
Vol. 005|デザイナーに求められているもの。
対談 サストコ編集長 青木晃治 × アートディレクター 日野勇

◆コンセント世界行脚
Vol. 006 | IA Summit 2012 in New Orleans

◆勝手に伝わるしくみ
勝手に006 | 西友の店内広告とPOP

yutaka sekiguchi
Author:
yutaka sekiguchi

こんにちはー。デザイナーの関口です。

日頃、いろいろな方から展覧会・展示会のお誘いをいただくのですが、ちょっと面白い展示にお邪魔してきましたのでレポしますね。

今回伺ったのは、「ペーパーボイス東京」で行われている『PAPERFIELD「A to J」東京巡回展』。ペーパーボイスといえばファンシーペーパー(※)などで有名な、紙の開発、販売、輸出入をされている平和紙業株式会社さんのギャラリーですね。
で、今回の展示はその平和さんの紙見本帳「GLORY」のAからJの分類ごとに、7組のデザイナーさんがさまざまなかたちで紙の魅力を活かしたデザインを披露してくださるというもの。紙好きウハウハのナイス企画。

みんなだいすき、安心のGLORY。お世話になっております!

そう、この見本帳セットが「J」までなので、「A to J」というわけですね。

さて、早速Aの作品から順にご紹介…
と思ったものの、まったく写真を撮ってこなかったダメレポーターの私(だって原稿執筆依頼が事後なんだもん! 遠慮しちゃったもん!)。

ここはひとつイメトレでお願いします。冗談です。

展示の内容としては、ポスターや小型グラフィックを中心とした架空店舗やブランドのVIというかたちで、お題の銘柄がもともと持っている個性や、意外な組み合わせの妙で生まれるあたらしいイメージを提案するものでした。
また普段はなかなかできない凝りに凝った質感表現の実験の場でもあり、展示それ自体が印刷サンプル、印刷展示会的な機能も担っていましたね。展示品はすべて手にとってシゲシゲとながめることができ、写真撮影もOKというデザイナー泣かせの展示だったわけです(写真撮りませんでしたケド)。

会場はこんなでしたよ。

写真の通り、クオリティの高いビジュアル群であることがわかると思います。(困っていたら快く写真を貸してくれたフリーランスのアートディレクターMくん、ありがとう!)

そして嬉しかったのが、平和紙業の社員さんが係員として常駐されていて、展示作品についての素朴なギモンから込み入った相談まで、(たぶん)何でも答えてくださること。こういう機会に、日頃気になっていたアレやコレを解消するのもアレですね。やっぱり、ちゃんとした知識を持った方に直接お話を伺うのが一番です。

私が一番気になったのはJの作品。いま人気の「特Aクッション」という厚みのある紙に、文字をレーザーで焼き付けて空押し加工のようなデコボコをつけつつ、境目を“なめらかに焦がす”という表現。パッと見はまるで、凸版を通常なら印刷不良のレベルまでギューッと強く押し付けたかのような仕上がり。かなりトライ&エラーが必要そうですが、イミテーションではない本物のコゲの質感の強さにときめいてしまったわけです。
こういう極端な印刷加工も、応用次第で強いコミュニケーションになる可能性がありますね。引き出しは多いに越したことはありませんです。

そしてもうひとつ。作品から、参加されたデザイナーさんたちの「つくる楽しさ」がしみじみ伝わってきたこと。コレ、大事ですよね。課題解決を楽しむこと。これは必ずアウトプットにつながります。

このご時世、コミュニケーションを「あえて印刷物にする意味」は非常に重要で、都度考えないわけにはいきません。ただのグラフィックではなく、オブジェ/プロダクトとして実際に自分の肉眼でモノを見て「眼を鍛える」ことは、何のデザインをするにしてもますます必要不可欠になってきていると思います。

デスクから離れて、眼を養う機会をもっとつくらねば!

はい。

そんなペーパーボイス東京の「A to J」展。会期は終了しており係員さんはいませんが、作品は6月22日までの予定で展示されてます。みなさんもぜひ見に行ってみてはいかがでしょう(無難なオチ)。

※ファンシーペーパー
特殊紙。色物、柄物、厚物、凹凸の紙、和紙などの総称で、紙素材の持つ付加価値(風合いとか)を高めた紙全般を差す。
「ファンシー」とは、英語の「Fancy」ではなく「ファン欲しい→ファンシー」という造語!だそうです(ドヤ)。紙の名前もこんな感じのものが多いですね…。
ちなみに最近は紙をなんとなく指定するようなことはなくなり、指定ができるときには決められた予算内で最大限の効果が出せるよう、ウンウンうなって知恵を絞ります。日頃の研鑽が試されますね!

Naoko Kawachi
Author:
Naoko Kawachi

こんにちは。広報担当の河内です。

4月22日から、秋葉原の有隣堂 ヨドバシAKIBA店にて「Web業界を支える技術者」というフェアが開催されています。当初5月22日までの予定でしたが、好評につき5月30日(水)まで延長されたようです。

このフェアでは、IT/ウェブ業界の第一線で活躍中の人たちが、これから「IT/Web業界に入るならこれを読んでおいて損はない」という観点で書籍を紹介しています。

その書籍推薦者の中にはコンセントのはせがわさんも入っていて、以下の4冊を紹介していますよ。

というわけで、先日有隣堂に行ってフェアがどんな様子かを見てきました。

有隣堂の「Web業界を支える技術者」フェア

かなり広いスペースを使って展開されていました

有隣堂の「Web業界を支える技術者」フェア

裏側までぎっしり

ところで、はせがわさんも紹介している『ビジュアル・コンプレキシティ―情報パターンのマッピング』は、コンセントのグループ会社であるBNN新社が出版しています。

BNN新社・刊の『ビジュアル・コンプレキシティー情報パターンのマッピング』

情報化社会と言われて久しい現代の、複雑な情報(人のつながりや、情報の伝達の仕方など)の描写を試みた300点ほどのインフォメーションデザイン作品が掲載されている本です。

最近では、WIRED.jpでも「5回連続講義:『ビジュアル・コンプレキシティ』を読むーデータ・ヴィジュアライぜーション講座」として取り上げられていましたので、ご覧になった方も多いかもしれませんね。

有隣堂のフェアでは、この『ビジュアル・コンプレキシティ―情報パターンのマッピング』はもちろん、ほかの3冊についても、はせがわさん本人が簡単なコメントを寄せています。

はせがわさん以外にもエンジニアやデザイナー、クリエイティブディレクターなどなど45名ほどの方々がそれぞれの視点から書籍を紹介していて興味深いです。みなさんもぜひお時間があったらこのフェアに足を運んでみてはいかがでしょう。

「Web業界を支える技術者」フェア
期間:2012年4月22日(日)〜5月30日(水)
展開場所:有隣堂ヨドバシAKIBA店 店内中央スペース

サストコ
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サストコ

サストコ 004

2012/05/21 13:32

サストコ 004

Contents
◆特集
Vol. 004|テクニカルディレクター 計良拓行の仕事観 〜「判断」と「想像」をミックスしてカタチに落とし込んでいくエンジニアの思考

コンセント世界行脚
Vol. 005 | Design Conference Interaction 12 in Dublin

勝手に伝わるしくみ
勝手に005 | リアルなインターフェース(の素)探訪

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