世界行脚 vol.13 [2013.7.21-24] Road to San Francisco
HCD(人間中心設計)関連メンバーと行く
HCD(人間中心設計)関連メンバーと行く
UX Architect
[マリオ]
twitter: @mariosakata
Communication
Manager
[チビラーシカ]
twitter: @chibirashika
成田から約16〜17時間かけて移動。
無事到着したと思ったら、チェックインバゲージがペンシルバニアに届かないというトラブルに早速見舞われました。
約3日間、同じ服でやり過ごすという試練からワールドツアーがスタート(泣)。
グローバルサイトのガイドライン改訂に伴い、各国の担当者の運用状況把握や要望のヒアリングといったことを行いました。残念(当然)ながら、社内の様子、業務の様子はお伝えできません。
3日目の夜便、いわゆるRed-eye flightでロンドンに移動。4日目の午前にヒースロー空港に到着。ユーザー調査のまとめなどのヘルプのため、新入社員チダちゃんにもロンドン入りしてもらってこの日に合流。
ホテルにチェックインして荷物を置くやいなや、クライアントのヨーロッパ支局へ移動。
オフィス内のカフェでランチしながらMTG、そして夕方までMTGが続きます。
やっぱりロンドンといえばパブ。夜はSOHOのパブへ行きました。
ロンドン観光の余裕もないまま、お昼には、次の目的地エディンバラに移動。
チダちゃんにはロンドンに残ってもらって仕事を進めておいてもらうことに。
この日はMTGがなかったので、午後、少しだけエディンバラ観光をすることができました。
スコットランドの首都エディンバラは
スコットランドの首都エディンバラは
Euro IAはヨーロッパ開催の情報アーキテクチャのカンファレンス。
今年は160~170人ほどの参加がありました。
北米開催のIA Summitと比べるとコンパクトで、1人1人と話す機会が多いと感じます。ヨーロッパとあって、参加者の出身国などはさまざま。また業種も多様です。北米のIA Summitはややアカデミック色が強いと感じますが、Euroの方はアカデミックとプラクティカルのバランスが良く、また特にテーマ設定されていないことからプログラム内容の重複も少なく、バラエティに富んだセッションが提供されているようです。とはいえ、北米のIA SummitでのスピーカーがEuroでもスピーカーを務めるなど、双方の協調は見られます。
2日目の夜には、Eric ReissとAndrea Resmini主催の飲み会がスパニッシュバルで開催され、タパスをいただきながら、欧州のインフォメーションアーキテクトを始め、さまざまな人と議論ができました。
なかでも面白かったのが、突然スケッチノートが始まったところ!
「IAとして何を大事にしているか」という話題になった時、みな口を揃えて挙げていたのが「ユーザーに対するempathy(共感)」。
empathyを高めるためにはストーリーを共有することも大事、ということから、料理を待っている間にまさにそれを実践してみよう、という流れで、スケッチノートがスタート。
1人目が動物園の絵を書き始め、1コマずつ、参加者が絵を足して、共感を持ったストーリーを創り上げていく、というようなもの。
グローバルIA、つまり世界中のIAを束ね、同じ場で議論したり、世界各国のIA達が持つ考え方やノウハウを無駄なく共有し生かしていく、そういう動き方を目指したいというようなことも言っていたAndrea。こうやって実際に、顔をあわせて話す機会が持てたのはとても刺激的でした。
またまたロンドンに戻ります。チダちゃんとまた合流。
終日、クライアントのロンドン支局にてインタビュー形式の最終MTG。
プロジェクトの調査最終日の夜は、クライアント担当者とクライアント企業の現地駐在員の方にアテンドしていただいてみんなで夕食に出かけました。
怒涛のスケジュールを切り抜け、つかの間のフリータイム。
ほとんど睡眠がとれないような日もあったので、この日は各自のペースで自由行動することに。
あっという間にロンドン滞在も終わり、チダちゃんとはここで解散。チダちゃんは日本へ帰国。
ヤマナカサンとマリオは17:00頃にセントパンクラス駅からEurostar(電車)に乗って、パリの北駅へと移動。
北駅近くのホテルにチェックインして、この日は終了。
ロンドンとはまた違った景色にテンションがあがります。
パリ市内を観光しつつ、コンセントのグループ会社AZホールディングスのパリ支局オフィスへと向かいます。
オフィスはサンミッシェルの噴水のそばというなんとも便利な立地。
今回の世界ツアーのようにグローバルな案件も手がけるコンセントでは、これまで以上に海外のIAやUXアーキテクト達、サービスデザインエージェンシー達との情報交換が欠かせません。また場合によってはお互いの協力の必要も出てきそうです。パリに支局があるという強みも生かしてさらなる現地ネットワークの強化を図っていけたら…と考え、パリ支局のあやかちゃんとはそんな相談もしてきました。
長かった、そしてかなり予定を詰め込んだ今回の海外出張もついに終わり。現地で調査した内容のまとめなどやることいっぱいあるようですが、まずは無事に帰国できて良かったですね!