2013/06/19 15:24
鬼上司の阿部さんからの指令でBBQの幹事を務めました、秀野がレポートいたします。
突然ですが、このBBQの目的はズバリ…
なんですね。
今年のBBQは@引地台公園、都会の喧噪から離れた緑豊かな公園での開催です。
さあ、レストランじゃないので待っててもお肉は出てきませんよ!
という訳で、みんなで一丸となって準備です。
準備からワイワイ楽しくやるのがBBQの醍醐味ってもんですよね。
佐々木くん、火点いてますか?
準備ができたらひとまず乾杯です。
僭越ながら、私 秀野が乾杯の音頭をとらせていただきました、乾杯!
隣には新人の働きに目を光らせる阿部さんの姿が…さすが、指導が行き届いています。
さてさてお待ちかねの食事です。
むむ、何やら皆さん何かを見つめていますが、視線の先には…!
スペシャルなお肉に、
スペシャルなお魚、貝、
スペシャルなお土産(比内鶏)だってありました。
もうね、全部美味しかった。全部美味しかったんです。
お腹も一杯になれば、あとはこの通り。
どうです?みんな楽しそうでしょ?
(中には悪いこと企んでいそうな人もいましたが、基本的にみんな良い人です。)
そして、最後に集合写真をパシャリ。
心配だった天気もなんとか持ち堪えてくれ、楽しいBBQでした。
皆さん楽しんでくださったでしょうか? 次回のBBQも楽しみですね!
帰るまでがBBQです。お疲れさまでした。
2013/06/11 10:48
こんにちは、プロジェクトマネージャーの石野です。
東京は梅雨入り。本格的に暑くなってきましたね。
そろそろ薄着に切り替えようかと思ったら、あれ?
俺のお腹、こんなに丸みがあったっけ……。
なんてこと、ありますよねー。
そんなときにオススメなのが、この1冊!
働くニッポンのビジネスマンを応援する雑誌『Tarzan』。
長年、コンセントでアートディレクションを担当している縁もあり
編集長の大田原さんをお招きして社内勉強会、ことドーナチュ(*)を開催しました。
*チューズデイに、ドーナツ片手に集まって語り合う社内勉強会。
ドーナツじゃなかったり、ウェンズデーでも許容する慈悲深さが魅力的。
競合の多いライフスタイル誌の中でも独自のポジションを築き
読者を増やし続けている『Tarzan』。その企画編集の秘訣に迫ります。
「調べれば分かる情報を記事にしても、それに価値はないんです」
「編集者はひとりでは何もできない。でも、人を集めて楽しいものを作ることができる」
「自分たちの雑誌『ならでは』を、千本ノックみたいに、ひらすら考えないといけない」
真剣な語り口から発せられるパンチラインの数々。
時間が経つごとに胸が熱くなったのは、
3本目に突入したビールのせいか、はたまた……。
コンセントみんなの心に、企画編集の炎が宿った1日でした。
大田原さん、ありがとうございました!
※コンセントの社内勉強会「ドーナチュ」についてもっと知りたい方は、「1月のドーナチュ」や「8月のドーナチュ」も合わせてご覧ください。
2013/06/06 15:45
こんにちは、コンセント写真部部長の原田です。
コンセント社内には、写真部以外にもバスケ部や壁部、イラスト研究部や文字部、音楽部や漫画研究部といった多種多様な部活があるのですが、意外とありそうでなかった(?)写真部が発足したのは実はここ1カ月のこと。
そこで、去る5月28日。
写真部発足後の活動第1弾として、社内勉強会「フォトグラファーに学ぶ!写真のワークショップ」を開催いたしました。
この企画の発端は、「デザイナーのスキルとして、自分でも写真が撮れるようになりたい!」という発案から。
しかし、デザイナーに限らずとも、例えば撮影当日までのディレクションやフォトグラファーさんとのお付き合いなど、ディレクターでも気になることはたくさんありますよね。
そこで今回は「制作現場で役に立つ知識」をメインテーマに、社内でもお仕事のお付き合いの多い、フォトグラファーの木村文平さんを講師にお招きし、ワークショップを開催するに至りました。
●フォトグラファー 木村文平さん(文平写真事務所 Webサイト)
⇒http://bunpei-photo.net/
ひとつめは、基本となるポートレートから実際に練習してみましょう。
コンセントには写真が得意!という人ももちろんいるのですが、ここはあえてあまり撮影経験は無いです…という人に実際に撮ってみてもらうことに。
撮影経験はあまりない、というあつみこふさんがフォトグラファー役に。
モデルは新人の石井さん。
「新人紹介企画用の、フレッシュな写真がほしい!」というオーダーを想定し、いざ撮影!
実際に撮影した写真がこちら。
初めての撮影のためか、なんだか緊張の面持ちに……
そこで、出たのが木村さんの得意技(?)「ほほえみかける」です!
初対面で緊張しがちな被写体には、フォトグラファー自身がほほえみかけたり、言葉をかけることで緊張をほぐします。
確かに周囲がガチガチに緊張している現場よりも、フォトグラファーさんが優しくほほえみかけてくれた方が、撮られる方も気持ちが和んで笑顔になれそうですね。
そして木村さんの笑顔につられて、石井さんもこの通り素敵な笑顔に!
新人のフレッシュ感が出ていますね〜
ポートレート撮影では、その他にも全身撮影の注意点や、レフ板やその他あると便利な機材についても教わりました。
まずはこうした基礎知識を学んでこそ、撮りたい画が撮れるようになっていくのですね。
基本のポートレート撮影の次は、より具体的なシチュエーションを想定した撮影の練習です。
今回は、「インタビュー撮影を実際に自分がやることになったら?」の場面を想定してみました。
コンセントでは、実際の仕事の現場でこのシチュエーションになることもあり、経験者がちらほら…。
今回のフォトグラファー役はデザイナーの白川さん。
立派な一眼レフに、どきどきです。
そしてインタビュアー役は青松さん、インタビューを受ける側として篠田さんにご協力いただきました。
インタビュー中ですので、前回のようにフォトグラファーがモデルにほほえみかけたり話しかけたりすることは難しい状況。さて、その結果はいかに…?
途中インタビュアーが写り込んでしまうという失敗を経つつも、見事このような写真が撮れました!
さすが普段さまざまな写真をレイアウトに落とし込んでいるだけあって、安定感がありますね。
漠然と「素敵な写真が撮りたい!」と考えているよりも、常日頃さまざまな写真・デザインを見ていく中で、「こうした写真(素材)がほしい」「もっとこういう風に撮影できないのかな」と考えている方が、写真の上達は早いような気がします。
続いては更に人が増えた座談会の様子を撮影します。
モデルに松田さんを追加し、フォトグラファー役は橋本さんにお願いしました。
ここではAD筒井さんのディレクションもまじえつつ、撮影に挑みます。
その結果は…?
この通り、活気あふれる座談会の様子が撮れました!
橋本さんは実際にインタビューの撮影をすることもあるそうで、筒井さんのディレクションのおかげもあり、3人の位置関係もばっちり。
木村さんいわく、こうした撮影の際には撮影環境や座る位置の調整、背景の確認などといった事前のディレクションが肝になるそうです。
一通りポートレートの撮影が終わった後は、物撮りのワークショップへ。
本番前の試し撮りも含め、社内でも撮影する機会の多い物撮り。
ポートレート同様、上手く撮るにはどうしたら??という悩みも多く…。
たくさん聞きたいことはありますが、今回は抜粋して「スマホ」「文房具(小物)」「食べ物(サンドイッチ&ジュース)」の3点を実際に撮影していただくことになりました。
ひとつめは、スマートフォン。
こうした素材のものは光の反射や写り込みが気になるところですが、これには「黒い画用紙」があると便利とのことで、画面の反射が気になるところに黒い紙を写り込ませると、反射が消えてきれいな表面に!
たったこれだけのことでも、あるのと無いのとでは完成に差が出てきますね。
そしてふたつめは、文房具+小道具の撮影。
このようにいくつか小物があるときに気をつけているのは、「実際に使う場面を想定して、小物を配置する」ことだそう。
それぞれの小道具の用途と使用場面を想像しながら、配置をします。
そして最後は、サンドイッチ&ジュースの撮影。
食べ物の撮影については社内でも、「目で見る時はボリュームがあるように見えるのに、実際に社内でテスト撮影するとしょんぼりしてしまうことがあって、難しい」との声がありました。
…が、ここで撮影用に準備していたサンドイッチが時間が経ってしまったため、かなりしなしな状態で登場するという残念なアクシデントが発生…!
「実際の撮影じゃ、こんなしなしななものは出てこないけれど……」
しなしなサンドイッチに思わず唖然とする木村さん…。
しなしなサンドイッチを、真剣にディレクションする木村先生。
思わず会場にも緊張が走ります……
「おおーー!」
会場からも、思わず感嘆の声が…!
見た目ではあんなにしなしななサンドイッチが、ジュースの差し色もあってさわやかな写真に生まれ変わりました…!
今回はサンドイッチならではの側面が見えるよう、アングルを少し下げて撮影されたそうですが、食べ物の撮影でよく言われるのは、「実際に食べる時のように、食卓に座った際の目線の高さを意識して撮る」ことだそうです。
(もっとボリューム感のあるサンドイッチだったら、美味しさ倍増でしたね、この写真…!)
無茶振りしてしまい、失礼しました…。
一通り、実際の撮影を通して学ぶワークショップを終えた後は質疑応答タイムに移ります。
デザイナー・ディレクター問わず気になることといえば、「フォトグラファーさんとの付き合い方」。
良いものを作るためには互いにどう協力し合えば良いか?という点が気になるところでしたが、これにはなにごとも「コミュニケーションを密にとれる人が嬉しいですね」とのこと。
実際の撮影現場でも、撮影当日までの撮りたいイメージの擦り合わせでも、きちんとコミュニケーションを取り合い、意見を言い合うことができてこそ、撮影は上手くいくのだそうです。
基本的なことだけれども、大事なことですよね。
木村さん、さまざまな質問に答えていただきありがとうございました!
大盛況の中、こうして写真ワークショップ第1弾は無事終了しました。
これを機に、社内でカメラ男子&カメラ女子が増えてより良いスキルアップに繋がればいいなと思います…!
今回は特別にこうした社内勉強会にて実際にレクチャーをして頂きましたが、木村さんの撮影テクニックは著書でも学ぶことができますので、ぜひご覧くださいね。
●木村文平さん著書『雰囲気写真の撮り方 ナチュラルな光を活かすデジカメ撮影術』(出版社:MdN)
⇒http://www.mdn.co.jp/di/book/6117/
2013/06/04 11:39
こんにちは。
コンセント文字部の斎藤です。
みなさん文字は好きですか?
先日、文字好きとして見逃せないドキュメンタリーを観たのでレビューします。
今、Linotypeと検索するとフォントメーカーのライノタイプ社が出てきますが、
ライノタイプ社の始まりは「Linotype」という活字鋳植機を発明したことに由来します。
この活字鋳造機を主役にしたドキュメンタリー映画が『Linotype: The Film』です。
19世紀末までは1文字づつ職人が活字を拾って文章を作っていました。
効率が悪いため、新しい方法はないものかと様々な自動鋳植機が開発されましたが、試行錯誤の末に発明されたもののひとつがこのLinotypeです。
大きな特長は、この機械のキーボードでタイプをすると活字の母型(活字を鋳造するための型)がタイプした順に並び、Linotype(Line of type)の名前の通り1行づつの文章に活字を鋳造し、役目を終えた母型が元の位置まで戻るというものです。
時計職人が作っただけあって、複雑ながらも精巧にできており、動いている様を見ているだけで飽きません。
その場で鋳造するため膨大な量の活字のストックや、それを拾って文章にする職人も必要なく、大量に印刷物を生産することが可能になりました。
Linotypeは原稿ができてから印刷までのスピードが早いため、新聞や雑誌といった情報の鮮度が必要な媒体の印刷に使われました。
Linotypeによってアメリカで印刷される印刷物の量は飛躍的に発展し、識字率の上昇にもつながったそうです。
…といったように時代背景からLinotypeの開発、そして写植の発明によってLinotypeが衰退に至るまでの過程を追っていくといった内容です。
一本の映画としても出来が良く、編集のテンポと軽快な音楽がマッチしており、あっという間の75分でした。
デザイナー目線で「おっ」と思ったことを列挙します。
などなど。
特にいいなと思ったのがアニメーションでした。
基本的に昔の話なので古い映像が多く差し込まれるのですが、そこに入るインフォグラフィック的なアニメーションがよいアクセントになっていて素敵ですね。
とにかく大きく、重く、大掛かりで、メンテナンスも大変(このあたりも色々エピソードが出てきます)なのですが、そこもまた関わる人を魅了する機械ということがよくわかりました。
Linotypeが発明されていなければ現在の印刷まわりの環境は大きく違っていたんだなと思うと不思議な気がします。
当時を知る人、知らない人でも見方が変わる映画だと思いますが、オススメですよ。
2013/05/31 14:52
Contents
◆Special Contents(From Editors)
Welcome Aboard !! message from concent 役員
◆コンセント世界行脚
Vol. 010 |Interaction 13 in Toronto
◆勝手に伝わるしくみ
勝手に012|商品パッケージの過剰表現
2013/05/30 17:46
こんにちは。最近こどもが一歳になりました。中岡です。
さて、こどもの話は関係ないのですが、先日CONCENTでは「新人歓迎会」という斬新なイベントを行いました。
当日は、たくさんの人たちが会場に押し掛け、中岡・黒田氏をはじめとするゴキゲンで愉快な司会たちや、フリースタイルを披露するラッパーKAWASA-KING、サンプリングで会場を沸かすDJ Watoなどが跳梁跋扈するとても陽気な会となりました。
そんな中でもひときわ会場を盛り上げたのがこちら。
先日、サストコのブログで紹介された、新人さんたち7人制作によるウェブサイト「SE7EN COLORS(セブンカラーズ)」。それをなんと超巨大ポスターにしてしまったという代物です。
新人さんみんなの「好きなもの」や「得意分野」「その他アレヤコレヤ」などなど…が詰まったこのポスターにみんなでどんどん質問しちゃおうぜ!という、なんとも素敵なアイデア。
そんなでかくて長いこいつを作ったデザイナー黒田氏より制作時の苦労を振り返るコメントが届いております。
「(できるかわかんないけど)とりあえずやってみるわ!」
という勢いだけでポスターを作りました黒田です。webサイトを紙に引っ張り出すという今回の企画。
まずはサイトの全貌を把握すべく、項目が何コマあるのかざっとカウントしてみると、7列×65行=455コマ……
軽く不安を覚えつつIllustratorを立ち上げて作業を始めます。
しかし、会場の壁に合わせてドキュメントの幅「6800mm」と設定すると、「幅は最大5779.55mmです」というアラートが出現。
いきなりイラレの限界を超えてしまい出端をくじかれます。
1コマのサイズを割り出したら、あとはとにかく無心で各コマをコピー&ペースト&コピー&ペースト&コピー&ペースト……
繰り返すこと455コマ。よく頑張ったね新人たち。君たちの頑張りが先輩は辛い。
だんだんコピペにも慣れてくると予想以上にサクサクと進み(途中でイラレが落ちるというありがちな絶望を乗り越え)データは完成。
ここまでくるとまだあまり話したことのない新人たちのことも、すっかり知った気になってきますね。
(書き込まれているところ)
これまでのデザイナー人生で一番大きなものを作らせていただきました。
みなさんにいろいろと書き込んでもらえたようで本望です!
それにしても間に合って良かった……
みんなが笑顔で楽しんだポスターの裏には、黒田氏の怒りと絶望があったのでした。
ということで、当日紹介しきれなかったものも含め、秀逸な質問(?)たちをご紹介します。
おっと、新しく入社したひとと言えば、もちろんこの二人も忘れちゃいけません。
忘れてないですよ。
ということで、石井さん 黒坂くん 小山さん 佐々木くん 秀野くん
千田さん 中條さん 森部さん 横山さん(あいうえお順)!
ようこそおいでませ!CONCENTへ!!
2013/05/23 09:46
こんにちは。デザイナーの陰山です。
新緑が気持ちよい季節になりました。みなさんGWはいかがお過ごしでしたか?
新入社員の方は徐々に会社になじんでくる頃ですね!
5月は、やっと新生活にも慣れてきたりして、習い事を始めたり趣味を増やすのにもとても良い時期だなと思います。
そこで!!
これからすぐに挑戦できそうな、簡単だけど丁寧な手仕事のよさを感じられる新しい「手芸」をご紹介したいと思います!
手作りのものが使えるって素敵ですし、手芸始めました~なんてちょっと乙女気分も味わえます。
たまにはお家で手芸をしながら窓外を眺めるのはいかがでしょう。
と、そのおすすめしたい手芸とはこちら
「紙刺繍」です!!
紙刺繍…と聞いてピンとくる人は少ないかもしれません。
まだ日本ではあまり浸透していませんが、ヨーロッパでは50年程前にポストカードに刺繍をするのが流行したこともあり、海外では昔から親しまれてきた手芸のひとつでした。
布にする刺繍がメジャーな日本では、「紙にする刺繍」ってとっても新しいですよね!
布にする刺繍と、刺し方もちょっと違いますがコツさえつかめば布より簡単、アレンジも幅広い!でも仕上がりは繊細。
ペーパークラフトの分野にもちょっと近い、面白い手芸です。
ではでは、紙刺繍の簡単な説明を。
…まず、紙の場合は“先に穴を開けてから”縫います。
穴をあけることで効率よく縫う事ができます!
このような感じ。あらかじめ刺す場所に印をすることも大切です。
刺し穴というガイドがある分、「ここまで縫おう」と目標をたてやすいので、(要は縫い終わりのゴールが見えやすい)
ちょっと手先に自信のない方でも安心。
さらに布よりも、紙に縫った時はぷくっと浮き出た糸の質感が際立ちます。
フラットな紙に刺繍するからこそ出る魅力です。
…布に刺繍をして何かに仕上げようと思うと少し難しいですが、紙だと工作感覚で挑戦しやすいです。
小さな紙の切れ端、ノートの表紙などあるものにすぐ縫えるので、刺したらすぐにひとつの作品が完成!
…手芸をする上で結構厄介な玉止め、玉結び。
これがうまくいかないと全体がよれたりほつれたり大変なんですよね…。
しかし紙刺繍なら、テープで糸端をピッと貼るだけでOK!
紙ならではの利点です。
今までテープやホッチキスで止めていた部分を糸に置き換えてアレンジすることが出来たりします。
ボタンを直接縫ったり、糸の種類を変えてもかわいいです。
紙の性質上、使えるステッチ数は少ないですが下絵がきれいに描けるというメリットもあり、まるで絵を描くようにステッチできます!
…と、「紙刺繍」というものがどんなものかご理解いただけましたか?
ぜひぜひ試してみてください!男性にもおすすめです。
そんな“紙刺繍”の世界を感じられる一冊があります。
『紙刺繍のたのしび』ビー・エヌ・エヌ新社刊
この本の企画とアートディレクション&デザインをさせていただきました。
ラフなハンドメイド本が流行する中、”丁寧な手仕事”というものにもう一度スポットが当たるといいなと思い刺繍というジャンルを選定。そこに”新しい”というエッセンスを加えて、「紙刺繍」というテーマの企画を考えました。
撮影のディレクション、ページ構成も編集さんとたくさん打ち合わせをして考えた力作。
タイトルロゴを作って作家さんに縫っていただき、柄も含めて一枚絵で撮影していただいています。
まるでカバーに直接刺繍したような雰囲気、手に取って見てみてください。
そして三名のすてきな刺繍作家さんに、可愛さと新しさの融合した、ユニークな作品をたくさん作っていただきました。
どれも、眺めているだけでもうっとりしてしまう魅力的な作品です!すべて図案がついているので、すぐに挑戦できますよ。
普段は布をメインに活躍されている方々ですが、紙×糸で出来る面白い組み合わせ方をどんどん提案してくださり、
ものづくりにおけるアイディアの引き出しの多さにさすが!と思いました。
作家さんたちの普段の活動はこちらをぜひご覧ください。
*atsumiさん HP:http://itosigoto.com
*千葉美波子さん HP:http://kuroyagishiroyagi.com
*神尾茉利さん HP:http://kamiomari.com
『紙刺繍のたのしび』をよんで、“紙刺繍のあるたのしい日々”を過ごしてみてください!
*『紙刺繍のたのしび』オフィシャルサイト
写真:水野聖二
(ワークショップ写真:ビー・エヌ・エヌ新社編集部)
2013/04/25 16:30
みなさま
こんにちは。新入社員の森部です。
4月10日におこなわれた社員総会にて、映像でお知らせしたウェブサイト
コンセント新入社員 スペシャルサイト2013
「SE7EN COLORS(セブンカラーズ)」が、本日、ついにオープンしました。
このウェブサイトは、「グループ全社員に、新入社員7人のことを知ってもらうためのツールを作成する」という入社研修課題として、制作したものです。
話題があれば、コミュニケーションが生まれるという経験から、「私たちが出したキーワードから私たちを知ってもらい、話題にしてもらう」というコンセプトを設定し、先輩社員の皆さんとのコミュニケーションのきっかけを作り出すことを目指しました。
制作はブレインストーミングから始まり、コンセプト設定、撮影、映像編集、デザイン、コーディングをおこないました。
社員総会では、ウェブサイトへの誘導として映像を上映し、私たちの顔、雰囲気など、文章で表現しづらい7人それぞれの印象を伝えることを目指しました。
■ダイジェスト映像
まだまだ力不足の私たちですが、今できることを精一杯に盛り込んで完成にいたりました。
ぜひご覧ください。お楽しみいただけたらうれしいです。
これからも個性豊かな私たち7人を、そして私たちのウェブサイトをどうぞよろしくお願いいたします。
■2013 コンセント新入社員 スペシャルサイト
「SE7EN COLORS(セブンカラーズ)」 sustoco.concentinc.jp/se7en
2013/04/17 20:09
こんにちは。
広報担当の岩楯です。
コンセントにも、この4月、新入社員7名が新しく仲間に加わりました!
というわけで、入社1週目、2週目にかけて新入社員研修を実施しました。
初日。入社式に続いて、「マーケティングという言葉を知っているか?」という問いかけで始まったはせがわさんのお話。「定義が難しい言葉は自分の言葉に置き換えるといい」
「“デザインについてどう考えるか”は大切な問い」とうえさん。
研修期間中、2つのワークショップにも取り組んでもらいました。
今日はそのワークショップの模様をレポートしまーす。
まず1つ目のワークショップが行われたのは、入社初日4月1日(月)の午前中!
入社式がスタートしてからわずか50分という…。
いきなりですね(笑)。
山道くん&石野くんからワークショップの内容を説明。
「理解のためのWORKSHOP」と題したこのワークショップは、「コンセントで働くなかで、大切なことって?」という観点で、用意された質問をベースに先輩社員を直撃取材、自分なりの視点と考えをふまえ、最後みなの前でプレゼンしてもらう、というもの。
ということで、いざ先輩たちのいるオフィスへ!
30分という限られた取材時間。一人に長く聞いてもいいし、たくさんの人に聞いてもいいというルール。
緊張はしていたと思うけれど、みんな積極的に次から次へ先輩社員のもとに向かって行きました。
強者ぞろい!
千田汐香ちゃんは千々和さんにインタビュー。真剣なまなざしでまっすぐ目を合わせられると、真剣に答えたくなりますね。
見野さんに話を聞く秀野雄一くん。笑顔で身振りも交えて距離感がぐっと縮まります。
黒坂晋くんは中岡くんのもとへ。先輩の名刺をもらうのもミッションの一つです。
30分で取材を終えて、発表の準備。
聞いてきたことを自分なりの解釈で整理していきます。
そしていざ発表タイム!
持ち時間は一人3分。
4月生まれという理由だけでトップバッターとなった森部綾子ちゃん。「“目標があると、仕事の中身も変わってくる”という先輩二人の言葉を受け、自分も常にこうありたいと思った」と、笑顔で発表を終了。
トップバッターって緊張しそうなのに頼もしいですね。
2番手は秀野雄一くん。「取材や会社説明の内容を通して、コンセントにはバックアップしてくれる環境があることを感じた。それをうまく活用していくことが大事だと思う」。
短時間でそこまで感じとってもらえるとは嬉しい!
30分で8人もの先輩に話を聞いたという黒坂晋くん。「ネガティブな質問をしたときにも正直に答えてくれ、正直でいることは大事だと思った。正直さ・素直さをずっと持ち続けて真摯に仕事をしていきたい」
ネイティブ並みに英語が話せる横山詩歩ちゃんは、「インタビューをしてみて、面白いことを聞き出そうとしたりなど、質問をするのは難しいと思った」「近道じゃないと思ったことが大事だったり、近道だと思ったことがそうじゃなかったり、というのは共感」と。
「楽しくイキイキと自分の価値を見つけられる働き方を目指したい」という千田汐香ちゃんは、その実現のために、取材を通して実践してみたいと思ったことを発表。「表層だけじゃない、裏の背景といった文脈を大切にしたい。でないとお客様の期待の一歩上をいくものはつくれない」「自分の役割や存在価値を認識・提示することが、楽しく働く上で大切」
大学で後輩を教えていたという石井真奈ちゃん。「デザインは一人でやるものではないから、自分の考えや意図を言葉として言うことが大切だと教えていた。その自分なりに考えたことが食い違っていなくてよかった」
佐々木未来也くんは取材したまとめとして、「チームで仕事をしていくにあたり、職能が違う一人ひとりのメンバーがいるという全体を把握した上で、自分がどういう役割をもつべきかを考えて質のよい仕事につなげていきたい」と発表。
みんなのプレゼン後、コンセント取締役でHR部長のむねさんから総評が。
良かった点として、「自分なりに編集して発表ができていた。まさにコンセントの“コトのデザイン”」。
反面、「他の人の発表内容をメモって、自分に活用することをもっとやるべき。これも“デザイン”」と改善点をアドバイス。
さすが、むねさん。重みのある言葉です。
そして同じくコンセント取締役のしおさんからの総評。
「受けているサービスは、誰かが高いモチベーションをもって提供している」「サービスを提供する側になった今、プロとして意識高くあってほしい」と、しおさん。
みんなのプレゼン、ホントすごかったです。
なにがすごかったかって、聞いたことをそのまま言うのではなく、「何を目的に取材したか」「回答から何を得たか」など、伝え方が論理的で、むねさんの言う通り「自分の意見」がしっかり入っているところが。
そして堂々としていたし(いい意味での緊張感も伝わってきました)。
同期じゃなくてよかったー(笑)
コンセントを理解してもらうためにも、先輩や後輩との距離感を近づけてもらうためにも、効果的なワークショップだったのではと思いました。
新入社員研修2つ目のワークショップ、お題は「200人に自分たちの事を知ってもらうためのツール作成」。
「200人」とは、コンセントが所属する「AZグループ」全社員の人数です。
…つまり、「ワークショップからちょうど1週間後に開催されるグループ総会で、自分たちを紹介するツールを考えてつくり、発表せよ」というお題だったのです!
楽しみですねー!!(楽観的な傍観者w)
2日目の研修は、AZグループで運営する多目的クリエイティブスペース「amu」にて。本社の会議室とは雰囲気も変わって、より“クリエイティブ”な気持ちで挑めたかな?
「発表タイムは10分間」「今日の18時までに、むねさんに考えた企画内容をプレゼン」など、条件の説明を受けて。
むねさんからお題が発表されるやいなや、すぐにフセンに書き始めていきました。
そしてあっという間にさまざまな観点での意見が出揃い、グルーピング。ブレストがスタート。
ワークショップ経験豊富な彼ら、さすが慣れてます(脅威だー)。
さらに、アウトプット手段やタスク、スケジュール、誰が担当するかなどを決めていきます。
千田ちゃんのファシリテーションに脱帽っす。
そして、約束の同日18時には、むねさんにプレプレゼン。
メインで発表する人を他の新人たちが補いあったり、発表する人、フォローすべきことを考え、合いの手を入れる人、記録をとる人…等、なんとなく役割分担もできている。
研修2日目にして結束力もついているなーと目に見えて実感。
社員総会での発表までは1週間。
といっても、研修3~5日目も1日中みっちり講義を受ける彼ら。
さらに翌週の午前中にも研修が続きます。
…時間がない!
研修後に率先して集まって遅くまでワークを続けてました。
一生懸命な彼ら7人の姿を目にして、自分の新入社員時代を思い返した人も多いはず。
そして、いざ社員総会当日!
どんなアウトプットができあがったのか…
なんと彼ら、たった1週間で撮影をし、映像編集までやってのけたわけです!
もちろん自分たちの力のみで。
すごーい!!
感動、笑い、驚きに包まれた会場!!
(笑いを忘れないで入れるところがいいですねー)
最後はみんな揃ってあいさつ。
「ライブ後のツアーメンバー挨拶みたいでかっこいい!」と羨ましかったです。
グラフィックデザインができる子、映像編集が得意な子、ストーリーを考えられる子、そして笑いをとれる子(←大事!)。
得意分野をそれぞれ発揮して協力しつつ、1つのアウトプットをつくりあげました。
こんな頼もしい仲間7人がコンセントに加わってくれて嬉しい!
これから一緒にがんばって、“デザイン”の力で私たちなりに社会を良くしていきましょうね。
そうそう、この彼らがつくった動画、近日中に公開できるかも?!
お楽しみに!
2013/04/08 10:30
こんにちは。唐揚げ大好き横地です。
先日、社内で「Photoshop補正講座」というのを開催しました。
メインコンテンツは「ヒストグラムの理解と、レベル補正とトーンカーブの使い方」でした。
先ず、レベル補正、トーンカーブに興味を持っている時点で初心者の域から一段昇っていると思いますが、これらを感覚でなく理論で使いこなせるようになるためには、ヒストグラムへの理解が必須です。
多くのPhotoshop本などで、ヒストグラムへの言及はありますが、これがそもそも何であるかを、きちんと理解できるよう説明しているものは少ない…
私自身は、そこを「ちゃんと」説明している本に出会ったことがありません。
たとえば、Photoshop Lightroomのヘルプでは、このように説明されています。
http://helpx.adobe.com/jp/lightroom/kb/6280.html
ヒストグラムとは
ヒストグラムとは、輝度値(パーセント)ごとに写真上のピクセル数の分布を表したものです。 ヒストグラムは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)のカラーチャンネルを表す 3 枚の色の層から構成されています。
>>輝度値(パーセント)ごとに写真上のピクセル数の分布を表した
なるほど、わからん。
確かにすでにヒストグラムを理解している人からすれば、この説明で分かるのですが…
理解していない人からすれば、ピクセル数の分布を表した、という説明に「どのように表したのか」が抜けているということに引っ掛かってしまうのではないでしょうか。
ヒストグラムは、多くの画像補正アプリ、ちょっといいデジカメには、大抵は機能として付けられています。
ヒストグラムをきちんと理解することによって、「なんとなく補正ができる」から、「分かって補正ができる」にランクアップすることができます。
以下に講座のダイジェスト版を掲載します。
まず分かりやすいようにグレースケール画像で例示します。
このようになります。
つまり、それぞれの明るさのピクセルを、
濃い方から、
順番に拾って、
上に積み上げて、
棒グラフにしたもの。
それがヒストグラムです。
たったこれだけ、なんですが…
>>輝度値(パーセント)ごとに写真上のピクセル数の分布を表した
なにも知らない人に説明するとして、この文章で、それを理解できる人ってどれくらい居るんでしょうか。
いや居るまい。と、思います。
ヒストグラムを直接的に補正するものは、レベル補正ですが、レベル補正ウインドウで、補正操作をすると、何が起きるのか。
たとえばハンドルを内側に動かしたとします。
グラフは表示可能な濃度範囲で再配置され…
外側にあふれたぶんは、真っ黒か真っ白になってしまうので、
グラフの棒の該当するところに積み上げられます。
この画像(png)
をPhotoshopで開いて、真似してみてください。
ヒストグラムパレットを開いておくと、リアルタイムで確認できますよ。
Photoshopのレベル補正は、
UI的に、こういう操作は出来ない仕様になっていますが…
そのために、更に下の「出力レベル」が存在しています。
ここを内側に動かすとどうなるか…
それぞれのハンドルで狭くした範囲の濃度が、ヒストグラムに対して再配分され…
濃度としてはこうなり…
結果的にこう変化します。
レベル補正は、基本的に「横」調整が得意なUIなので、「縦」調整をするにはトーンカーブのほうが直感的です。
ひとつひとつのヒストグラムの棒に対して濃度調整するもの、という解釈でOKです。
ゴム紐のような動きをするのは、自然な色補正を補助するためです。
(隣も動かないと、濃度の段差がひどくて見た目が綺麗にならない)
白いピクセルだけ、選択的に暗くしてみます。
このように白いピクセルがグレーに修正され…
濃度が変わったので、ヒストグラムは再配置されます。
ここで疑問。なんであの線はナナメなんでしょうね。
音響機器のイコライザーと似ていると感じた人は多いと思いますが、斜線になっている必要性は何でしょうか。
たとえば、ここの濃度に注目してみます。
それぞれの棒にクロスしている線のクロス点は、
その棒が、
「明るい側にどれだけ補正できるか」と、
「暗い側にどれだけ補正できるか」の限界値を同時に表しています。
それを連続的に表現すると、必然的に斜め線になるというわけです。
これを考えた人は賢い。
フォトショップ独特の表現として、「各チャンネルを足し算したヒストグラム」が存在することに気をつけてください。他アプリでは存在しない場合があります。
見た目上の白飛び黒つぶれ回避には、輝度ヒストグラムが便利です。
デジカメ等で、RGB別々の表示をしない場合、輝度になっていることが多いはずです。
特にレベル補正の以下3種の操作は良く使います。これだけでも良い感じに補正される場合も多いです。
世の中には多くの写真補正ソフトがあり、それぞれ、「ソフトの売りとして」さまざまな補正機能を搭載しています。
しかし、どれも項目数が多すぎて、結局は、何をいじったらどうなるか、が、覚えにくい・分かりにくい、という状態になってしまっています。
レベル補正とトーンカーブは、各ピクセルの濃度を、ダイレクトに変えることが可能なので、習熟に時間がかかるものの、わかれば、それだけで多くのことが出来る、という利点があるのです。
つまりは、いっぱい覚えたくない!これだけってやつ教えろ!っていうとき、レベル補正とトーンカーブなわけです。
【関連記事】“仕事に使う写真を自分で撮ってみよう”シリーズ記事
⇒第一回:まずはカメラを買ってみる。
⇒第二回:美人に目を奪われて、大事なこと忘れていませんか?
⇒第三回:光を扱う力が…欲しいか?
⇒第四回:時よ止まれ!「ザ・ワールド」!!
⇒第五回:ボケにツッコんで学習する
⇒第六回:ビューティフル・ホワイトニング